「起き抜け1杯の白湯」がもたらしてくれるものって?

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「起き抜け1杯の白湯」がもたらしてくれるものって?

冬に足先や手先が冷えるのは「仕方がないこと」と思っていませんか?もちろん個人差はありますが、生活を少し変えるだけで緩和することできるかもしれません。

冷えの原因って?

Victória Kubiaki
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冷えを作る原因はその人の体質やライフスタイルによって様々。

女性の場合は男性に比べると、熱を作り出す筋肉が少なく、貧血や低血圧の人が多いこと。また、月に一度の月経の影響で腹部の血の巡りが悪くなることも冷え性が多い理由と考えられています。

そんな女性特有の体質に合わせて、普段のライフスタイルも大きく冷え性には関わってきます。

例えば、おしゃれだから寒いけど我慢して薄着をする。暖かくした部屋(コタツの中)で、冷たいアイスクリームを食べるのが幸せという人もいますよね。いくら至福だからと言っても、これらは冷え症に繋がる要注意な行動です。

南国の人の冷え対策は古典的だけど効果的

Haley Truong
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南国シンガポールでも冷えに悩む人は多い

手足が冷える人もいれば、お腹が冷える人だっている。軽度の人もいれば、氷のように冷たくなる人だっている。冷え性の症状が人それぞれ違うように、その人に合う対策も人それぞれ。実験データを元に科学的に証明されているからといってそれが自分に本当に合うかは個人差があるし、コレだ!と見つかるまではトライアンドエラーの繰り返しです。

そして、冷え症に悩む女性は世界中に存在して、筆者の住む赤道直下の国・シンガポールでも同じ。南国らしくエアコンで室内を冷やすことが大好きなので、多くの人が冷えを抱えています。

中華系の人々の冷え対策は漢方、そして白湯

漢方

シンガポール国民の78%を占める中華系の人々は冷えにかなり敏感。冷えやすい環境下の中で、中華系の人々は体を冷やさないことにかなり気を使っているんです。

筆者が中華系の友人によく勧められるのが「漢方」。シンガポールで手に入る漢方と日本で手に入る漢方は薬事法の関係から違い、同じ漢方でも薬草の量が違いがあります。例えば、風邪に効果があると言われる葛根湯。シンガポールの葛根湯と日本の葛根湯は味が全く違います。

また漢方はその独特な味から好みが分かれるのはもうすでにご存知かもしれませんが、もし冷え対策・改善のために漢方を手にするのであれば、ある程度味は覚悟してから始めるのがおすすめ!

白湯

漢方以上におすすめしたいのがアーユルヴェーダが起源と言われる「白湯」。漢方のように、合う/合わないを心配する必要もないのはもちろんのこと、わざわざ買いに行く必要もありません。

シンガポールでは、レストランなどでお水を頼むと必ず「Warm Water(白湯)?」と聞かれます。大体の人が白湯を頼むのが当たり前なので「Cold Water(冷たい水)?」とは聞かれません。聞かれる場合は、店員さんから外国人と判断されているこるということ。(つまり筆者の場合シンガポール人もしくは中国人と思われていることがほとんど。)

白湯を毎朝コップに1杯飲むようになってから、手足の指先の冷えや生理前のお腹の冷えなど冷え性がかなり軽減するようになりました。朝起きたてで、体をポカポカさせ全身に血が巡っていくのがとても心地良く、今では朝に白湯を飲むことが楽しみで眠りにつくまでに。

ちなみに冷え以外にも、白湯の効果を実感することがたくさんあります。

一番影響が大きいのは、「便通」。PMS期間はお腹の張りや便秘になることもしばしばあったけれど、朝の起き抜け白湯生活を始めてからと言うもの、便通がかなり良いです。

白湯を飲みながら、「水」という身近すぎる資源に思いを馳せて

Erik Dungan
Photo by Erik Dungan on Unsplash

蛇口をひねれば、水が当たり前のように出てくる。私たちにとって、水はあまりにも身近すぎる自然の資源。だから世界で「水不足」が問題になっているといわれてもピンと来ないかもしれません。

日本では年間降水量だけをみると、世界平均の約1.6倍もあるそうです。けれど、実際一人あたりの量で計算してみると、世界平均の約4分の1。そして雨が降っても蒸発したり、海に流れてしまうことを考えると実際に使える水の量は降水量のわずか約20%です。

日本人一人当たりの生活用水の使用量は世界第2位も言われています。最近は温暖化によって積雪量も減っていることも水不足の原因になっており、春の雪解け水が減ってしまうのも問題とされています。自然が与えてくれた貴重な資源なのだから、大切に使っていきたいものです。それはもちろん、白湯を作る時も!例えば、沸かして余ったお湯。沸かし直しはNGだけど、保温ポットや保温ボトルなどに入れてゆっくり飲んだり、家族のお茶やコーヒーを作るのに活用するなどして、無駄遣いは避けて。

私たちの健康を支えてくている水も、自然の中を循環する大切な資源。水の循環に負担をかけないで水を使う「水のスマートユース」という考え方を持って、朝抜け白湯生活を始めませんか?

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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