POSE & BODY
重心や体幹が安定【適切な動作の練習法】3つのコーディネーショントレーニングで体の使い方を学ぼう
メジャーリーガーをはじめ、トップアスリートのパフォーマンス向上のためのサポートを行っている人気スポーツトレーナーの清水 忍先生が上手に体を動かすためのメソッドを紹介。今回、挑戦したいのは「ボディバランスを高める」ためのコーディネーショントレーニング。練習を続けることで体幹の安定性が増し、バランスのいい状態をキープできるようになります。
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体に無理のない適切な動きを身につける
動きやすい体を作るには、筋肉が必要と思う人が多いかもしれませんが、実は筋肉の強さは、それほど必要ではなく、大事なのは、動作の本質に意識を向けることです。
例えば、ヨガのポーズをとるとき、無意識のうちに全身でバランスをとり、姿勢をキープしますが、このときにポイントとなるのが、重心を低く保ち、体幹を安定させることです。そうすることで、適切な動きができるようになり、静止するポーズも、動きのあるポーズも、どちらもラクにとれ、バランスよくキープできるようになります。また、適切な動きは、怪我の予防や改善にも有効。というのも、肩こりや腰痛、膝痛、股関節の不調などの外科的トラブルの多くは不適切動作のくり返しによっておこるため、体を正しく動かすことで、不調を改善しやすくなるのです。
今回は、適切な動作を身につけるためのコーディネーショントレーニングを3パターン、ご紹介します。トレーニングといっても、筋トレとは違い、動作の練習です。どのワークも、力づくで頑張るのではなく、動きの中で重心位置や体幹を安定させながら行うと、体をバランスよく上手に使えるようになります。(清水 忍先生)
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