MEDITATION & MIND
やけ食いに終止符!ストレスで食べすぎてしまう時の対処法とは
ストレスが溜まると食べて発散。実はそれ、気をつけないと危険だって知ってましたか?臨床心理士である筆者がやけ食いしてしまう心理や対処方法をお伝えします。
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その食べすぎ、大丈夫?
「ストレスは食べて発散!」という方、意外と多いのではないでしょうか?一時的なものであれば問題ないと思いますが、それが日常的に行われていて、自分でも「何でこんなに食べすぎてしまうんだろう…」と感じる場合は注意が必要かも。
食行動にまつわる精神疾患として「摂食障害」が挙げられます。摂食障害と言えば、体重が著しく減少していても食事をとりたがらない「拒食症」、極端に大量のものを摂取する「過食症」が挙げられます。
摂食障害の背景には痩せ願望があると言われ、若い女性がなるものというイメージが強いのですが、実は今、男性の摂食障害が増えてきていると言われています。男性に増えてきているのが「むちゃ食い障害(過食性障害)」と呼ばれるものです。
むちゃ食い障害とは?
「むちゃ食い障害(過食性障害)」は、短時間で通常の量ではないほど大量に食べること。この点では過食症と似ていますが、食べた後におう吐などの代償行動をしないので、どんどん太っていくのが特徴と言えるでしょう。
むちゃ食い障害は、男女比がほぼ1:1で、発症する年齢は過食症に比べて高いと言われています。
また、過食をすることに恥ずかしさや罪悪感があり、周囲に隠れて大食することや、「食べてしまった」という後悔が激しく、そのことから自己嫌悪を感じ、うつ状態になってしまいます。
むちゃ食いの原因としては、慢性的に続くストレスによって、心のバランスを取るセロトニンというホルモンが不足し、なかなか満腹を感じられないことが挙げられます。
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