竹脇まりなさんの転身ストーリー|会社員からヨガ講師、起業家へ:なりたい自分を叶えるために突き進む

 竹脇まりなさんの転身ストーリー|会社員からヨガ講師、起業家へ:なりたい自分を叶えるために突き進む
Yugo Numata
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――フリーランスのヨガ講師として道を切り開くうえで、会社員時代の経験は役立っていますか?

活動の場を広げるために「自分から動く」という部分では、営業経験が間違いなく役立っています。ヨガを仕事にするうえで指導力と同じくらい大事なのが営業力と、もうひとつが提案力。自分の利益だけを追求しても、逆に奉仕の精神が強くても仕事として成り立たず、クライアント、レッスンの参加者、自分が満足する「三方良し」の提案の仕方を常に意識しています。例えばカフェにヨガレッスンの提案する場合、お店が利益を生まない営業前の準備時間を貸し切ります。そしてヨガ後にランチを提供してもらうとお店側に利益が生まれ、参加者はヨガ×食でプラスアルファの楽しみができて満足度がアップ。私はフリーランスのヨガ講師にとって一番のネックである「場所代」をかけずレッスンを開催でき、これで三方良しが成立するわけです。

――今やイベントを開催すれば満員必至ですが、竹脇さん流の集客術とは?

私の集客術はインスタグラムオンリーです。会社員時代、約300人だったフォロワー数が、今では約4500人に。ただしフォロワー数と集客数は比例しません。実は、ここが大事!人の心を動かすのは努力する姿勢や強い思いなので、「映える写真」や「カフェイベントを開催」という結果だけの投稿では集客数は増えません。イベントを自分で企画する場合、私は営業活動、打ち合わせ、準備など、完成までのプロセスをストーリーズでタイムリーにシェア。その中でイベントにかける思いを語り、努力している姿も恥ずかしがらず見せ、失敗談も赤裸々に。等身大を見せるようになると私の人間性に興味を持ち、「会いたい」と思っていただく機会が増え集客に直結するようになりました。

今でこそ積極的にインスタグラムを活用していますが、「こんな投稿をして前職の同僚や上司にどう思われるだろう」と、最初は気になって仕方ありませんでした。でも、その壁を超えて発信すると夢を掴む確立は格段にアップします。こんな私がヨガイベントを自主開催していいのかと、おこがましく思ったこともありました。そんな気持ちを経験したからこそ言えるのは、「これがやりたい」と思ったら100%の自分ではなく未完成のままでいいから走り出して! そこから経験を積むことで道は開けていきますよ。

竹脇まりな
Photo by Yugo Numata

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Text by Ai Kitabayashi



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