背中丸まってない? 前屈が上達する驚きのコツとは
ヨガのレッスンでよく出てくる座った前屈のポーズ。ぺったり二つ折りされた姿は憧れます。でも、無理に頑張りすぎて背中が丸まっていませんか?それではポーズの効果が半減してしまいます。効果的に前屈をするためにのコツとは?体をチェックしながら確認してみましょう!
前屈のポーズで背中が丸まっていませんか?
レッスンを受けていて、よく出てくるベーシックなポーズである座位の前屈。ぺったりと二つ折りするその姿は、憧れでもありますね。でも、みんながみんなそのようにポーズが取れるとは限りません。憧れに近づこうと、無理に体を使って背中を丸めてポーズをとっていませんか?
インストラクターのガイドでも、体を前に倒すって言ってるし、横を見るとみんなしっかり地面に近づいているから、私も…と無理やり体を前に倒しても、背中が丸まっていくばかりでうまくポーズをとることができず、効果は半減してしまいます。本来は、背中をまっすぐに伸ばしながら前屈をするのが理想的です。とはいえ、背中を伸ばしながら体を前に倒すのは大変に感じる方もいるかもしれません。そんな時はどうしたらいいでしょうか?
なぜ背中が丸まってしまうのか
そもそも、なぜ前屈をしようとすると背中が丸まってしまうのでしょうか?体を前に倒す前屈のポーズは背面がストレッチされます。座位の前屈の場合は、ももの後ろ側の筋肉であるハムストリングスを伸ばすのが一般的です。ポーズをとると、そのあたりに伸びを感じるのは、そのためです。ハムストリングスは大まかに骨盤の下部に位置する「坐骨」から始まります。坐骨は座るときに二つのおしりが床に触れるあたり、ゴリゴリと骨を感じる場所です。そこからひざの後ろ側をまたいで、すねの骨にまで伸びています。前屈姿勢をとる場合、坐骨とすねの骨の距離が遠ざかります。ですので、その部分についている筋肉が伸ばされるというわけです。
ハムストリングスの柔軟性が低い場合、その距離がうまく遠ざかっていきません。その際に坐骨がすねの骨方向にひっぱられてしまうため、本来なら前屈の際に倒れるはずである骨盤がうまく倒れることができません。骨盤の位置は変わらないのに、体を前に倒そうとするため、背骨を丸める必要が出てきます。そのせいで、背中が丸まった前屈ポーズになってしまうのです。
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