長時間座った後の、〈脚の付け根〉のつまり感を解消!代謝もアップする仰向けパタパタエクサ


座る時間が長いと、脚の付け根が硬くなったり、詰まったように感じたりしますよね。そんな時にオススメの、仰向けでできる脚の付け根伸ばしをご紹介します。
座りっぱなしで硬くなる筋肉とは?
長時間座っていると、脚の付け根が硬くなる感覚があることはありませんか?座り姿勢から立ち上がった時、脚の付け根に硬さを感じたり、ゆっくり脚の付け根を伸ばしたいと思うようなら危険。筋肉が硬くなって動きが悪くなっている証拠です。さらに、日常的に股関節がつまっているような感覚があったり、曲げづらい、動きづらいと感じていたら、慢性的な筋肉の硬さで、筋肉の伸縮性や弾力性が失われてきている可能性も。

長時間、股関節を曲げておくことで硬くなりやすいのは、股関節を横断している筋肉が使われていないことが原因。例えば腸腰筋というインナーマッスルや、大腿直筋という太ももの前の大きな筋肉。これらは股関節をまたいでついているため、股関節を曲げた状態が長時間続くと筋肉の長さが短い状態のまま縮こまって硬くなってしまいます。腸腰筋は姿勢維持に大切な筋肉で、硬くなると美姿勢が保てなくなったり、大腿直筋は骨盤を前に倒す筋肉のため、硬くなると骨盤を正しい位置に保持することができず、反り腰や腰痛にもつながりかねません。股関節の動きが悪いなと感じたら、すぐに対処していくことが大切です。
脚の付け根パタパタ伸ばし
寝る前に股関節の縮こまりを伸ばしておくと、下半身の血流も良くなったり筋肉の緊張がほぐれて寝つきが良くなる・睡眠の質が良くなるなどの効果も期待できます。またヨガや運動の前にも、脚の動きをスムーズにする効果が期待できるためおすすめ。たった1分、仰向けでできるエクササイズをご紹介します。

photo by 伊藤香奈
1)床に座り、膝を立てたら脚を肩幅の2倍くらい大きく開き、左に倒す
2)脚の形をそのままにして、仰向けになり、両腕は楽なところに置く
3)右の膝を床に近づけるようにパタパタと動かし、右脚の付け根をほぐす
4)右膝が床に降りたところでキープ
5)さらに強く伸ばしたい人は、左足の外くるぶしを右膝の上に置き、左脚で右膝を床に下ろす
この時に、右の腰がそらないように意識して下ろしておきましょう。寝る前のストレッチにオススメです。
▼動画でインストラクターの動きをみてみよう!
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