寝たまま左右に転がるだけ!体にくびれを記憶させる簡単浮き輪肉リセットエクササイズ

 寝たまま左右に転がるだけ!体にくびれを記憶させる簡単浮き輪肉リセットエクササイズ
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須藤玲子
須藤玲子
2025-02-06

なかなか落ちにくい脇腹のお肉。寝たままゴロゴロするだけで浮き輪肉をリセットできたら嬉しいですよね?そこで今回ご紹介するのは体にくびれを記憶させてキープする、簡単なエクササイズです。動きは単純ですがお腹の奥までしっかり効きますよ!

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浮き輪肉がつく原因

浮き輪肉とは、お腹から腰にかけて溜まってしまった皮下脂肪のことで、簡単には落とせないと言われています。いつの間にかついてしまうイメージがありますが、どんな原因が考えられるのか、いくつか挙げてみると、

運動不足

年齢に関わらず、日頃から運動不足の人は余分なエネルギーが脂肪として蓄積されるため、浮き輪肉がつきやすくなっている可能性があります。なぜなら、体を動かす機会が少なくなると筋肉量が減り、代謝も落ちるためです。

体を支える筋肉が減ることで姿勢が乱れる可能性もあります。筋肉が正しく使われなくなるため、どんどん脂肪が溜まり、気がついた時にはくびれのないたるんだ脇腹に。

加齢

実は、運動習慣のある人でも浮き輪肉がつく可能性があります。どんな人でも、加齢と共に筋力が衰える傾向にあるからです。これまでと同じような運動を続けていても、体型に変化が出てくるのはそのためです。基礎代謝が落ち、消費されるエネルギーが減るため、結果として脂肪の蓄積につながってしまいます。

体の変化に気づいたら、衰えた部分に意識してトレーニングすると良いでしょう。

生活習慣の乱れ

偏った食生活や乱れた生活サイクルも浮き輪肉が溜まる原因の一つです。欠食や脂質の摂りすぎはもちろん、睡眠不足も同様です。ですので、体や心にストレスのない、健康的な習慣を心がけることが大切です。

エネルギーを消費しやすい状態を保てるようになるため、まず、自身の生活習慣を見直すことをおすすめします。

浮き輪肉を落とすには?

気になる浮き輪肉(ウエストまわりのお肉)を落とすには、前述の運動不足・代謝の低下・食事やその他の生活習慣を踏まえた上で、脇腹の筋肉=腹斜筋を鍛える必要があります。

腹斜筋
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腹斜筋とは、表層部にある外腹斜筋とその内側にある内腹斜筋、2つの筋肉を指します。外腹斜筋は肋骨の外側から骨盤やお腹につながる筋肉、内腹斜筋は骨盤と腰から肋骨の下部やお腹につながる筋肉です。どちらも体を丸めたりひねる動きの時に働きます。

腹斜筋を意識して使うことで脇腹から腰まわりを刺激し、筋肉を活性化させることができます。また、呼吸と共に筋肉を使うことで脂肪燃焼効果もUP!つまり、深い呼吸と共に、体を丸めてひねる、腹斜筋のエクササイズを行うことが浮き輪肉解消の近道なのです。

腹斜筋を鍛えて浮き輪肉を落とす簡単エクササイズ

今回ご紹介するエクササイズは寝たまま体を丸めて左右に転がるだけ!簡単にできるので、運動が苦手な方こそやってみてください。

<やり方>

両膝を胸に引き寄せ、体を丸めて仰向けで寝た体勢
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1)両膝を胸に引き寄せ、お尻が床から軽く浮く程度に体を丸める

両手を左右の肋骨に添え、両膝を胸に寄せた仰向けの体勢
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2)膝を胸に寄せたまま両手を開放し、左右の肋骨に添える

肋骨に手を添え、膝を胸に近づけたまま右に倒した体勢
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3)肩が床から浮かない範囲で息を吐きながら両膝を右に倒す。お腹の奥、脇腹を意識しながらそのまま3呼吸キープする

肋骨に手を添え、膝を胸に近づけたまま左に倒した体勢
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4)息を吸いながら真ん中に戻り、息を吐きながら両膝を左に倒す。同様に3呼吸キープする

5)息を吸いながら真ん中に戻り、一呼吸一動作で左右交互に転がる動きを10回繰り返す

ポイント

体を丸めてひねる動きを丁寧に行うこと。呼吸と共に左右の腹斜筋をしっかり使いましょう。また、肩が浮かないように上体を安定させること、膝を胸にできるだけ引き寄せたま左右に倒すことが大切なポイントです。ひねる角度や視線は楽な位置でOK。

脇腹がメインですがお腹全体にもアプローチできるエクササイズです。くびれを体に記憶させすっきりしたお腹をキープできるよう、ぜひ自分のペースで続けてみてくださいね!

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腹斜筋
両膝を胸に引き寄せ、体を丸めて仰向けで寝た体勢
両手を左右の肋骨に添え、両膝を胸に寄せた仰向けの体勢
肋骨に手を添え、膝を胸に近づけたまま右に倒した体勢
肋骨に手を添え、膝を胸に近づけたまま左に倒した体勢