なんとなく疲れたなと感じたら。運動したくない時にも最適「寝たままできる疲労回復全身ストレッチ」
激しい運動をしたわけでもないのに、なんとなく体が疲れていることはありませんか?そんな時には、寝たままで全身の筋肉をほぐし、リラックス効果も得られる「バナナストレッチ」で疲れをリセットして、リフレッシュしてみませんか?
全身がなんとなく疲れる、その理由は?
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で、肩や背中、腰に負担がかかっていませんか?
姿勢が偏ることで筋肉が緊張し、血行が悪くなり、全身が疲れやすくなります。さらに、精神的なストレスも体の緊張を引き起こし、疲労感を悪化させる原因に。疲れが蓄積すると質の良い睡眠が取れず、翌日に疲れを持ち越してしまいます。疲れているから運動する気力も湧かず、筋肉の緊張や血行不良が解消されないまま、常に疲れを感じる状態が続いてしまいます。
疲れているときに運動するのは抵抗があるかもしれませんが、短時間で楽にできるストレッチを習慣にすることで、少しずつ体の硬さを取り除くことができます。
今回は、寝たままできる全身の疲労回復に効果的な「バナナストレッチ」をご紹介します。
疲れている時でもラクにできる「疲労回復ストレッチ」
バナナストレッチは、バナナのように体を片側にカーブさせて、全身を伸ばすストレッチです。
体側や肩、背中、腰などの全身の筋肉を同時に伸ばしてバランスを整え、緊張をほぐしながら血行を促進します。寝たままで行えるためリラックスしやすく、精神的な疲れも和らげることができます。
体側を大きく伸ばすことで胸や腹部が開き、呼吸が深まってリラックス効果が高まります。また、内臓の圧迫が緩和され、消化が促進されるため、体のエネルギー効率も向上します。
<やり方>
① 仰向けになって両腕を頭の向こうに伸ばし、一度全身で大きく伸びをする
② 左手で右手首をつかみ、左側へ右腕を引くようにすると同時に、両脚を左側へずらしていく
体の右側全体の伸びを感じながら呼吸を繰り返して、1-2分を目安にキープする
③ よりストレッチを感じたい場合は、右足首を左足首の上に交差する
④ 終わったら、今度は右手で左手首をつかみ、両脚を右側へずらして、体の左側を同じように伸ばす
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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