何もしていないのに脚が疲れる…?その理由と脚の疲れを解消するストレッチ

 何もしていないのに脚が疲れる…?その理由と脚の疲れを解消するストレッチ
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一日中歩き回って脚が棒のようになることもあれば、特段何かをしたわけでもないのにやたらと脚に疲労感が溜まっている…なんてことはありませんか?今回は脚の疲れについての解説と、対策をご紹介します。

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脚が疲れる理由とは?

ひと言で「疲れる」と言っても、その原因は

● 筋肉疲労
● ふくらはぎ、骨盤周辺の筋肉の張り
● 長時間同じ姿勢だったことによる血行不良
● 冷えによる血管収縮
● 水分不足

など、多岐にわたります。ご自身の普段のライフスタイルを思い浮かべてみて、どの項目に当てはまりやすいか確認してみましょう。

よく運動をされる方だと筋肉疲労によってだるさや重さを感じやすいかもしれません。反対に、なかなか運動する機会がない方は冷えや同じ姿勢が続くことによって疲労感があるかもしれません。

生活習慣の見直しも大切

人によっては「脚の疲労感は大したことないもの」と捉えられてしまうかもしれません。ただの疲れ、むくみと思われがちですが、そのまま放置しておいて血行が滞ったままだと下半身太りや下半身全体の冷えへと発展してしまったり、むくみをそのままにすることで脚が太くなってしまったりといった状態を招く可能性もあります。

日頃運動不足気味の方には、いきなりハードな運動をするのではなく生活習慣を見直すことから始めてもらいたいです。まず一日8000歩を目安に歩く習慣を作りましょう。「今日はよく動いたな」と思っても、実際はあまり歩けていなかった…ということもあるかと思います。毎日8000歩を目指して、日頃ほとんど歩く習慣がない方は4000歩からで良いので目指してみましょう。これだけで下半身の状態は変わりやすくなります。

今の生活の中でどう歩く習慣を取り入れるべきか分からない方は、エレベーターやエスカレーターを5回中3回やめてみる、自転車でなく徒歩移動をするなどがおすすめです。

脚の疲れを解消するストレッチ

血行が滞っている部分は一時的に流れを良くしてあげることが重要です。今回は座ってできる、オフィスでも自宅でもできる簡単ストレッチをご紹介します。

今回ご紹介するストレッチは、ヨガマットの上はもちろん、座ったまま、湯船に浸かったタイミングでも心地よく伸ばせるので、どんなシチュエーションでもできます。「このタイミングでやる」と決めず、気づいた時にやってみてください。寒さが増していくこれからの季節、下半身ケアも意識的に行って、疲れやむくみ知らずの脚を目指しましょう!

<やり方>

脚の疲れ
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1)椅子に軽く腰掛け、右膝は曲げ、左脚は伸ばす、背筋はなるべく伸ばす

脚の疲れ
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2)息を吐きながら左足のかかとを押し出し、ふくらはぎ側に刺激を入れる。この状態でゆっくり深呼吸します

脚の疲れ
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3)息を吸いながら、今度は左足のつま先を前に出す。ここでもゆっくり深呼吸します

4)この動作を3~5回繰り返す

脚の疲れ
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5)つま先を前に出した状態で両手を脚に軽く置き、息を吐きながらゆっくり上体を倒し、この姿勢を10秒キープ。ちょっと痛いけれど気持ちいいと思えるところまで深めてみましょう

6)姿勢をゆっくり戻り、反対側も同様に行う

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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