仕事が早い「決断力のある人」が心がけている3つのルール|精神科医が解説
精神科で外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーに対してHSP気質に関する発信、書籍刊行など幅広い分野で活動する精神科医しょうさんが、HSPやメンタルヘルスに関する身近なギモンを解説。生きづらいをラクにするためのヒントを連載形式で紹介します。
こんにちは。精神科医しょうです。
「どうして、あの人はあんなに仕事が早いんだろう…?」
「決断力がある人は普段どんな事を意識しているのかな?」
と疑問に思うこと、ありますよね。実は、こういった人たちは普段から心がけている「ルール」があるんですね。今日は、その中でも特に意識してほしいルールを3つ紹介します。これらのルールを取り入れることで、あなたも余計な迷いや時間を減らし、スムーズに仕事を進められるようになるかもしれませんよ。
仕事が早い決断力のある人が心がけている3つのルール
①優先順位を明確にする
優先順位を明確にすることで、重要で今するべきことがはっきりとわかります。その結果、余計なことを考える必要がなくなり、迅速な判断を下すことができるんですね。たとえば、重要なクライアントとのプレゼンが近づいてきている場合、まずそのプレゼンの資料の準備やリハーサルを最優先とします。この時、他のタスク、例えば日常のメール対応や、他のプロジェクトの進捗確認などは後回しにしましょう。このように明確に優先順位をつけることで、早い決断ができ仕事もスムーズに進める事ができるんですね。
②リスクゼロを求めない
仕事が早く、決断力のある人々は、リスクゼロを求めることはありません。なぜなら、すべての決定や行動には必ず何らかのリスクが伴うからです。リスクを過剰に恐れることは、プロジェクトの進行を遅らせ、ビジネスのチャンスを逃す原因になりかねません。もちろん、理想を言えば、プロジェクトを進めたり新しいビジネスを始める際に、リスクがゼロであればそれに越したことはありませんよね。しかし、現実的にはリスクを完全に排除することは不可能です。重要なのは、リスクを過剰に恐れるのではなく、そのリスクを受け入れ適切に管理することなんですね。そのためまずはリスクを恐れすぎず、受け入れる意識を持つ事から初めてみましょう。
③ひとりで抱え込まない
仕事をしているとついつい大量の仕事を一人で抱え込んでしまう、という方も少なくありません。特に真面目な方や頑張り屋さんは、「一人で何とかしないと..」と一人で仕事を抱え込んでしまう傾向があります。このような気持ちは理解できますが、すべてを一人で抱え込もうとすると、負担が大きくなり、仕事の進行が遅れてしまう可能性もあります。では、仕事が早く判断力が高い人はどうでしょうか?彼らは一人で抱えようとせず他のメンバーと協力し、タスクを分担することを意識しています。例えば、信頼できる同僚に助けを求めたり、役割分担を行ったりすることで、自分が得意な部分に集中できる環境を作り出します。これにより、効率的に仕事を進めることができ、全体のパフォーマンスも向上させる事ができるんですね。
この3つが仕事が早い決断力のある人が心がけているルールになります。このルールを意識することで、あなたも余計な迷いや時間を減らし、スムーズに仕事を進められるようになるでしょう。また、他の人と協力することに抵抗を覚えてしまう方もいるかもしれませんが、それは決して弱さではありません。今日紹介した3つのルール、ぜひ自分のペースでよいので実践してほしいと思います。
AUTHOR
精神科医しょう
普段は精神科医として働きながら、InstagramやvoicyにてHSP気質に関する発信も行なってます。総フォロワー7万人以上の方々に対し、「他人軸ではなく自分軸で気楽に生きられる」をテーマに発信中。 自分軸になりたい方は是非、私の発信をのぞいてみてください♪ 書籍(https://www.amazon.co.jp/dp/4046060034)
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