夏の疲れを引きずっている方に!みずみずしくて優しく体を冷やす「冬瓜のすりおろしスープ」
夏バテで疲れた体には「冬瓜」のすりおろしスープが効果的。水々しく透きとおった果肉がほてった体を冷やし、快適さをおだやかに取り戻します。生のサラダでもおいしい冬瓜の特徴をいかした一品。この時期に必食です。
夏バテに、みずみずしい「夏の冬瓜」を
「冬瓜」はその名前とは違って、意外に夏野菜なんです。皮が厚く、冬まで貯蔵できることがその由来なのだとか。鮮やかな緑色の皮と、みずみずしく透明な果肉が冬瓜の特徴です。
95%が水分で、低カロリー。肌に優しいビタミンCが豊富で、カリウムが余分な塩分を排泄。体を冷やしてくれて、夏バテの防止にもってこいの野菜です。まだまだ暑い日が続く中で、是非とっておきたい食材ですね。
今回は、生のサラダでも美味しい冬瓜の特性を活かし、すりおろしを仕上げに入れる「冬瓜スープ」をご紹介します。
すりおろし「冬瓜スープ」【調理時間:15分】
冬瓜を半分カット、半分すりおろしにすることで、2つの食感を味わえる贅沢な冬瓜スープ。サッパリとした味わいが、夏で疲れた胃に優しくしみ渡たります。
【材料2人分】
・冬瓜(正味)‥‥‥‥‥‥200g
・小ねぎ‥‥‥‥‥‥‥‥‥少々
(スープ)
・水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥400ml
・野菜ブイヨン(顆粒)‥‥小さじ2
【作り方】
1. 冬瓜は包丁で皮を切り落とし、ワタをスプーンで取り除いておく。
2. 1の冬瓜100gを7〜8mmの角切りにし、100gをすりおろす。
3. 鍋にスープを沸かして角切りの冬瓜入れ、フタをして10分ほど中火で煮る。
4. 火を止め、すりおろした冬瓜を汁ごと3に入れてかき混ぜる。
5. カップに盛り、刻んだ小ネギをふる。
全部いただける「冬瓜すりおろし」
冬瓜は大根のような辛味が無いので、すりおろした汁まで全部スープに入れてもクセがなく全部いただくことができます。栄養もうま味も、無駄なくとれる清々しさがありますね。
なかなか取れない夏バテに疲れている方、すりおろし冬瓜でクールダウンしてみてください。
AUTHOR
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
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