「暑い日が続いてぐったり…」夏の疲れを解消するおにぎりの具材とは?管理栄養士が提案

 「暑い日が続いてぐったり…」夏の疲れを解消するおにぎりの具材とは?管理栄養士が提案
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管理栄養士、公認スポーツ栄養士
猿田綸咲
2024-08-28

今年の夏は、例年にも増して非常に暑い日が続いていますね。身体もぐったりして、寝て起きても、翌日にまで慢性的な疲れが残る日が続く…なんてことはないでしょうか? 疲れていると、必然的に食欲も低下してしまいます。そんな時でも、おにぎりでしたらパクっと食べやすく、具材のレパートリーも豊かなので、味に飽きることはないですよね。本日は、夏の疲れを解消するための、おすすめのおにぎりの具材についてお伝えしたいと思います。

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疲れを解消するための栄養素とは…

疲れを解消するために、ビタミンB群、Cなどの栄養素が効果的と言われています。

ビタミンB群が多く含まれている食材:

豚肉、魚介類、納豆、卵などのたんぱく質食品

ビタミンCが多く含まれている食材:

ブロッコリー、イモ類、ピーマン、柑橘類、キウイフルーツ

本日ご紹介するのは、ビタミンB群が豊富で、さらにビタミンCも含まれているおにぎりの具材についてご紹介します。

味変もできる スパムおにぎり

ビタミンB群が豊富で、たんぱく質の補給もすることができる具材、「スパム缶詰」を使用したおにぎりが、夏場の疲労を解消するためにおすすめです。スパム単体でも、たんぱく質はもちろん、炭水化物や脂質もバランスよく含まれていますので、食欲がなくて、なかなか量を食べることができないときには、とても優秀な食材です。

スパムとともに、「しそ」を一緒に巻いておにぎりにすると、ビタミンCの補給もでき、夏の疲れを解消するために効果的です。

おすすめ量:

●ごはん   100g

●スパム缶詰 1/4缶

●しそ    2枚程度

簡単な作り方

①スパムを缶詰から出し、必要量切り分けておく。スパムを出したあとの缶詰にラップをひろげる。

②その中にご飯を押し込み、しそ、1/4にカットしたスパム(加熱しても〇)を入れる。

③ラップを持ち上げて、形を整えたら完成。

おにぎりにするために、ご飯を握る必要もないので、アツアツのご飯を握る心配はありません。ただ、缶詰を使用するので、切り口などで怪我をしないように十分注意する必要があります。

しそ以外にも、海苔でまいたり、チーズを加えたり、いりごまをふったり、焼き卵を一緒に握ったりなど、様々なアレンジ方法もあるので、是非その日の気分に合わせてスパムおにぎりを作ってみてください。

おにぎりを作る上での注意点

おにぎりを作る上で、水分が多く含まれた具材の使用は控える必要があります。水分が多いと、細菌が非常に増えやすくなるので、食中毒の危険性が高まります。なので、水分を多く含む具材はなるべく控えていただくことと、おにぎりを握る前にしっかりと汁気を切ることを徹底してくださいね。

その他、アツアツのご飯をラップで握り、そのまま放置することを控えることも重要です。蒸気がこもり水分が発生するので、こちらも食中毒の危険性が高まることになります。

安全におにぎりを作ることはもちろんですが、持ち運ぶ際にも、保冷剤を必ず常備することや、なるべく早く喫食することにも気を付ける必要があります。

食中毒を起こさずに、夏の疲れを解消するためにスパムおにぎりを召し上がり、この暑い日々を乗り切っていきましょう。

参照サイト:農林水産省

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管理栄養士、公認スポーツ栄養士

猿田綸咲

管理栄養士、公認スポーツ栄養士。 大学教員、一般企業会社員を経てフリーランスの管理栄養士・公認スポーツ栄養士として活動。 東京医療保健大学女子バスケットボール部のスタッフ(栄養専門)として、日本一を複数回経験。 ジュニア選手から日本トップ選手、実業団選手まで幅広く栄養サポートを行う。サポート競技もバスケットのみならず、サッカー・野球・陸上競技と多岐にわたる。 『食事が楽しい時間』になるように、関わる全ての人の食生活が豊かになるような栄養サポートを心がけている。



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