【熱中症予防】【夏バテ対策】にぜひ飲んで欲しい! 出汁もいらない「とろみ汁」とは

 【熱中症予防】【夏バテ対策】にぜひ飲んで欲しい! 出汁もいらない「とろみ汁」とは
Nao Yamada
山田直
山田直
2024-08-15

夏の熱中症予防には、やっぱり日本が誇る発酵食品「おみそ汁」です。一杯飲めば、汗で失った水分とミネラルをバッチリ補給してくれます。また、生でも食べられるような夏野菜と組み合わせて作れば、簡単にさらなる栄養補給も。今回はオクラと合わせて、夏バテ防止力もアップしたお味噌汁をご紹介します。出汁もいらない、冷やしてもおいしい「とろみ汁」になりますよ。

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お味噌汁で熱中症予防を

みそ
photo by photoAC

暑さで汗をかいた時には水分、塩分、ミネラルが失われ、熱中症の危険が高まります。そんなときにとてもおすすめなのが、日本の発酵食品・味噌を使った「お味噌汁」。

良質な成分が素早くとれ、さらに具材を入れることで足りない栄養素まで補給することができる、理に適ったお汁です。

しかも最近のお味噌はこうじの質が上がってきているため、「出汁を入れずにお湯だけ」でもおいしいんです!

わが家も、そんなに高くないお味噌をスーパーマーケットで購入して使ってますが、なかなかうま味があります。ぜひ試して頂きたいです。

今回は出汁を入れずにお湯で溶かした味噌汁に、夏野菜オクラを入れて仕上げる簡単お味噌汁をご紹介。

オクラのネバネバには胃の粘膜を守る成分もあり、夏バテした体にとてもやさしい。温でも、冷でも「とろみ汁」です。

オクラの味噌汁 (調理時間:5分)

オクラのみそ汁
photo by Nao Yamada

お湯にオクラを入れてかき混ぜとろみを出し、お味噌を溶くだけの簡単とろみ汁です。食欲がないときは冷蔵庫で冷やしてもよし。

材料(2人分)

・オクラ……4本
・しそ……4枚
・味噌……大さじ2※
・水……2カップ

※味噌はこうじを使ったものがうま味が強くておすすめ。赤味噌などを使用する場合はダシを入れてください。

※水ワンカップにみそ大さじ1が、一人前の分量の目安です。

作り方

1. オクラのヘタとガクの部分は包丁で切っておきます。

オクラカット
photo by Nao Yamada

2. オクラを薄くスライスします。

オクラカット
photo by Nao Yamada

3. 鍋に水を入れて沸かし、カットしたオクラを入れてひと煮たちさせます。

鍋のオクラ
photo by Nao Yamada

4. 火を止めてみそを溶かし、軽くかき混ぜてオクラのとろみを出します。

鍋のオクラみそ汁
photo by Nao Yamada

5. お椀に盛り、刻んだしそをのせます。

オクラのみそ汁
photo by Nao Yamada

冷えて疲れた胃におみそ汁を

冷え性
photo by PhotoAC

冷たいものを多く飲んだり、エアコンで冷えきった体に、おみそ汁はとても有効です。胃が活発に動き、活力が内から湧いてくるのを感じると思います。熱くてあまり食欲がないときは、少し冷ましてから食べるのがおすすめです。なんだかホッとしますよ。

熱中症予防にスポーツドリンクもよいですが、日本人の体にあったおみそ汁を意識して取りたいですね。

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AUTHOR

山田直

山田直

ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰



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鍋のオクラ
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