「あぐらをかくのがつらい…」ガチガチ股関節がやわらかくなる!効果絶大「股関節ストレッチ3選」
股関節の可動域を広げたいけれど、柔軟が苦手だから気持ちよく伸ばせない…と感じている人いませんか? 今回は股関節を柔らかくすることのメリットや、体が硬い人にもおすすめのストレッチをご紹介します。
股関節の位置と役割
股関節は骨盤と大腿骨が組み合わさった部分で、両脚の付け根にあります。人体にあるいくつかの関節の中でもっとも大きな関節構造で、両脚と胴体をつなげる大事な関節です。体幹と体重をしっかりと支える役割や、スムーズに体を動かすために重要な部分でもあります。痛みや硬さがある人も適切にケアをしていきましょう。
股関節が硬くなるのはなぜ?
長時間の座り姿勢や運動不足
デスクワークなどで長時間座りっぱなしの状態が続くと、筋肉がこり股関節が硬くなります。血行も悪くなるため、むくみや冷えにもつながります。 加えて運動不足になると、股関節の可動域が狭くなり悪循環に陥ってしまいます。
姿勢不良
猫背や反り腰などの姿勢は、股関節が硬くなる原因になります。また、普段の歩き方が悪いことも股関節動きに影響をもたらします。
股関節を柔らかくするメリット
冷え、むくみの改善
股関節の周りにはリンパや大きな血管が通っているため、股関節が硬いと冷えに繋がり、むくみや下半身太りの原因に。股関節をほぐすことで、全身のめぐりがスムーズになります。
ヒップアップ
ヒップアップに必要な筋肉の一つが、太ももの裏側にある筋肉(ハムストリング)です。通常、歩行などの日常動作でこの筋肉を使うことができますが、股関節が硬く可動域が狭いと、前腿の筋肉ばかりを使ってしまいハムストリングが衰えてしまいます。
姿勢の改善
腰痛や肩こり、猫背の悩みは、骨盤の位置が原因の可能性もあります。股関節が柔らかくなると、骨盤が正しい位置に戻り、悩みの改善が期待できます。
股関節の動きをスムーズするストレッチ
やり方
1.足の裏を合わせて合せきで座り、上半身を前に倒す。その時、ひじ、もしくは両手で膝を軽く押す。
2.深い呼吸で30秒〜1分キープする。
3.足裏を合わせて座り、背筋をまっすぐ伸ばす。息を吸いながら骨盤を立てる。
4.息を吐きながら骨盤を後ろに倒す。、胸ではなく、骨盤を後ろに動かすように意識するとわかりやすい。元に戻り、この動作をゆっくり10回繰り返す。
4.四つん這いになり、股関節から脚を左右に開き、膝を90°に曲げる。
5.背筋をまっすぐ伸ばしたまま、ひじをを床に付く。股関節が伸びているのを感じながら、深い呼吸で30秒間キープする。
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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