【顔はひと回り小さくできる!】骨格のせいとあきらめないで|小顔のための「咀嚼筋ほぐし」

 【顔はひと回り小さくできる!】骨格のせいとあきらめないで|小顔のための「咀嚼筋ほぐし」
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小顔に憧れる人は多い一方で、「骨格の問題だから…」とあきらめている人も多いのではないでしょうか。本日は顔を大きく見せているかもしれない「ある筋肉」のほぐし方をお伝えします。

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大顔の原因は骨のせいではない!?

私たちの顔は、頭から首にかけて30種類以上の筋肉で構成されています。これらをまとめて表情筋と呼びます。表情筋は、その名の通り、さまざまな感情を顔で表すのに欠かせない筋肉です。

表情筋
イラストAC 

表情筋も使わなければたるむ

表情筋も筋肉なので、使いすぎると張って硬くなったり、使わないとゆるんだりたるんだりします。ボディラインを引き締めたい時と同じように、筋肉の状態次第でその部位が大きく見えたり、小さく見えることもあります。

つまり、大顔の原因は、骨格のせいではなく筋肉が原因なのかもしれません。

顔を大きく見せてしまう「咀嚼筋群」

表情筋の中に咀嚼筋群(そしゃくきんぐん)と言われる筋肉があります。「噛む」ための筋肉である咀嚼筋群の中に、咬筋(こうきん)側頭筋(そくとうきん)という筋肉があります。

この2つの筋肉は、私たちの顔の両サイドにあり、こめかみに手を当てて歯を動かしたときに盛り上がったり、動いたりする部分です。実はここの筋肉の使い方で顔を大きく見せてしまうことがあるのです。

・奥歯を噛み締める癖がある…顔や頭の外側の筋肉の張りが強くなり、エラ張りやハチ張りの原因になったり、顔や頭が大きく見える

・食事の際、片側の歯で噛む癖がある…使わない側の表情筋がゆるんでシワができたり、フェイスラインがたるむ

これらの癖がある人は、もしかすると筋肉の状態のせいで顔が横広がりに見えているのかもしれません。まずは食事中や日常生活の癖から見直してみましょう。

【咀嚼筋ほぐし】で顔を本来のサイズに

咬筋と側頭筋はガチガチになっていることが多い部位です。筋肉をリラックスさせて、張りを軽くしていきましょう。そうすることで横に広がって見える顔全体を引き締めていくことができます。

咬筋ほぐし

①右手を右頬にあてる。右の奥歯を動かした時に、手のひらに筋肉の盛り上がりを感じたらOK。

②左手のひと差し指を口に入れて、右頬の内側を指の腹で上下になでる。

側頭筋ほぐし

右手の指を耳の周りに当て、円を描くように動かして筋肉をほぐす。

側頭筋ストレッチ

右手根部分を右耳の上にあて、斜め上方向に引っ張る。

表情筋ケア
Photo by Sayaka Utsunomiya

※ケア時の注意

・どの動きも気持ち良い強さで20秒ほど行いましょう。

・皮膚を強く押しすぎたり引っ張らないように注意してください。力が強すぎると皮膚にダメージを与えてしまいます。

・側頭筋ほぐしと側頭筋ストレッチは、洗髪時や頭皮ケアのタイミングで行うのがおすすめです。咬筋ほぐしは手指を清潔にして行ってください。

・どの動きを行っている間も、顔の力、歯の根元の力を抜いた状態で行いましょう。

詳細は以下動画からも確認いただけます

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AUTHOR

宇都宮明香

宇都宮明香

五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。



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