【じゃがいも】長持ちさせるならあの食材と一緒に保管!調理法と合わせて管理栄養士が解説

 じゃがいものイメージ
photo by canva

新じゃがいもが出回り始め、じゃがいもが美味しい季節になりました。煮物や炒め物、サラダなど多くの料理に取り入れられる万能食材!ですが、どうせ食べるなら栄養価は損したくないですよね!今回はじゃがいもの保存方法や栄養価を落とさない調理法について紹介します。

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おすすめの保存方法

長持ちさせる方法を2つ、場合に分けて紹介します。

芽を出にくくするなら…

新聞紙に包み、常温で冷暗所で保管が基本ですが、ある食品と一緒に保管することで芽が出にくくなります。それは「りんご」です。

りんごのイメージ
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りんごは収穫後もエチレンガスを出していることで熟していきます。このエチレンガスが、じゃがいもの芽を出にくくするのです。

甘さを2倍にするなら…

チルド室で保存するのがおすすめ!寒い環境では凍ってしまわないように、じゃがいも内部のでんぷんを分解して糖を作り出します。2週間の保存で2倍の甘みに…!ねっとりした食感になるので煮込み料理でおいしく食べるのが最適です。

じゃがいもの煮もののイメージ
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ただ、冷蔵保存する場合は乾燥しないように工夫が必要です。キッチンペーパーや新聞紙などでひとつずつ包み、その上からぬれたタオルでおおってビニール袋に入れたら安心して保存できますよ。

栄養価を落とさない調理法

3つ紹介します。

皮ごと食べる

皮の近くには、食物繊維や鉄などの栄養素が多く含まれています。加熱に強いビタミンCの損失を守るためにも皮ごと食べられるよう調理することがおすすめです。出回り始めた新じゃがは、皮が薄く、皮付き料理に向いていますよ。

皮付きで食べるじゃがいものイメージ
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水からゆでる

沸騰してから加えると、細胞壁を壊して栄養素を逃がしてしまうため、水からゆでるのがポイントです。20~25分かけてゆっくり加熱することで甘くほっくり仕上げることができます。

丸ごと調理する

細かく切ったり、皮をむいたりした後に加熱することで4~5割のビタミンが失われてしまいます。栄養素を無駄なく取り入れたい場合は、丸ごと調理しましょう。

水からゆでるじゃがいものイメージ
photo by canva

高温調理したポテトフライに注意!

ポテトフライやポテトチップスは120℃以上の高温で長く調理していることがあります。高温で調理することにより、糖がアクリルアミドという発がん性物質に変化しやすくなります。焦がし過ぎには十分に注意しましょう。

揚げたじゃがいものイメージ
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保存や調理法を工夫して、旬のじゃがいもを無駄なく楽しみましょう!

【参照】
その調理、9割の栄養捨ててます!(世界文化社)
ジャガイモ|とれたて大百科|食や農を学ぶ|JAグループ 
ジャガイモ - JA堺市(堺市農業協同組合)

ライター/おがわ ゆり
フリーランス管理栄養士。保育園栄養士、小学校栄養教諭、専門学校で栄養学の講師を経験。出産を機に退職し、家族の食事を考える中で「食を楽しむ笑顔をもっと増やしたい、そのためにも食事づくりを楽にするサポートがしたい」という思いが芽生え、フリーランスの道へ。現在は母親向けの時短簡単レシピの発信、栄養や健康に関する記事執筆や講師業、DNAダイエットプランナーとしてダイエットサポートをしている。Instagram:@yuri_eiyou_health

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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