知ってた?【脚が太く見えるのは太ももの前側が硬いせい】自然にすらっとした美脚になるヨガストレッチ
パンパンに張った前ももは脚が太く見えてしまう原因に。むくんだ太ももをほぐす、座ったままできるヨガストレッチをご紹介します。
前ももの張りにつながる「反り腰」姿勢
太ももの前側が張ってしまう主な原因は、反り腰の姿勢が大きく関係しています。反り腰は女性に多く見られる姿勢で、骨盤が前に傾き(前傾)、背骨のカーブが大きくなっている状態のことをさします。
本来は骨盤がニュートラルな位置にあり、その上にある背骨は自然なS字カーブを描いているのですが、ヒールを履く機会が多い人や、過去にヒールをよく履いていた人は、重心が爪先にかかりやすくなっています。すると骨盤が前に傾き(前傾)、体がバランスを取ろうとして腰が反り、胸が大きく開いて反り腰になってしまうのです。
つま先重心になると前ももが張る
反り腰の姿勢はつま先重心になりやすく、そのままにしておくと、日常生活の中で太ももの前側に力が入りっぱなしになってしまいます。歩いている時などに前ももの筋肉ばかりが使われてしまい、前腿が硬くなり張ってしまうのです。
前ももの張りがもたらす4つのデメリット
前ももが張った状態を放置していると、多くのデメリットがあります。
太ももの前側には、4つの筋肉からなる大腿四頭筋という筋肉があり、その真ん中にある大腿直筋という大きな筋肉は骨盤に付着しています。前ももが硬くなると骨盤が前に引っ張られて、極端に腰に負荷がかかってしまいます。
また、前ももの筋肉ばかり使っていると、ももの裏側の筋肉が使われません。その結果、お尻が垂れやすくなったり、インナーマッスルが弱くなることで内臓が下垂し、ぽっこりお腹にも繋がります。
●垂れ尻
●全身のむくみや冷え
●足が太く見える
●ぽっこりお腹
前ももの張りを解消する「寝たままヨガストレッチ」
①脚を伸ばして座り、左脚を立てて内側と外側交互にパタンパタンと倒します。
②割座に座り直し、上半身を後ろに倒して前ももを伸ばします。
③そのまま上半身を倒し続け、余裕があれば床にをつきます。※膝が床から浮かないように注意しましょう。
④反対も同様に行います。
動画でも確認できます
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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