〈タンパク質クイズ〉カマンベールチーズとクリームチーズ、タンパク質が多いのはどっち?

 〈タンパク質クイズ〉カマンベールチーズとクリームチーズ、タンパク質が多いのはどっち?
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タンパク質を摂った方がいいのは知っているけど、どの食品にどれくらい含まれているかは意外と知らない方も多いですよね。そこで今回は、日頃何気なく食べているカマンベールチーズとクリームチーズのタンパク質の量を比較していきます。

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カマンベールチーズとクリームチーズに含まれるタンパク質の量は?

まずはカマンベールチーズとクリームチーズのタンパク質量をチェックしてみましょう。

【カマンベールチーズ】100gあたり19.1g

【クリームチーズ】100gあたり8.2g

比較してみると、カマンベールチーズにはクリームチーズよりもタンパク質が含まれているのが分かります。

タンパク質は、筋肉を作るほかにも皮膚や髪の毛を構成するなど生きていくうえで重要な栄養素です。ぱくっと手軽に食べられるカマンベールチーズやクリームチーズは料理する必要がなく、普段の食生活にも取り入れやすいのでおすすめです。

カマンベールチーズとクリームチーズの栄養素を比較

タンパク質はカマンベールチーズの方が多いですが、タンパク質以外の主な栄養素を比べてみましょう。

カマンベール
 
  (100gあたりの数値) カマンベールチーズ クリームチーズ
エネルギー 291kcal 313kcal
脂質 24.7g 33.0g
炭水化物 0.9g 2.3g
ナトリウム 800mg 260mg
カルシウム 460mg 70mg

 

カマンベールチーズはクリームチーズと比べて炭水化物が少なく、カルシウムが多く含まれています。一方でクリームチーズはエネルギーや脂質は多いですが、ナトリウムは半分以下ということが分かりますね。

チーズを食べる際のポイント

ビタミンCと食物繊維でバランスアップ!

チーズには人の体に必要な栄養素がバランスよく含まれています。ただし、その中でも足りないのが「ビタミンC」と「食物繊維」。これらを含む果物や野菜と一緒に食べると栄養バランスがよくなります。

食べすぎに注意

チーズは種類によって脂質やナトリウムが多いものがあり、ダイエット中には向かないものもあります。特になめらかな食感で食べやすいクリームチーズは脂質が多く含まれるので、量に気をつけて摂取しましょう。

ビタミンDが含まれる食品と一緒に食べる

チーズに含まれるカルシウムを効果的に摂取するために鮭やサバ、きのこ類に含まれるビタミンDと一緒に食べましょう。さらに運動を一緒に行うと骨への吸収が促進されます。

まとめ

今回は、カマンベールチーズとクリームチーズに含まれるタンパク質量についてご紹介しました。タンパク質だけで見てみるとカマンベールチーズの方が多いですが、その他の栄養価を比べてみるとカマンベールチーズの方が絶対にいいというわけでもありません。上でご紹介したポイントを押さえながら、チーズを楽しみましょう。

参考サイト:

食品成分データベース 乳類/〈牛乳及び乳製品〉/(チーズ類)/ナチュラルチーズ/カマンベール
食品成分データベース 乳類/〈牛乳及び乳製品〉/(チーズ類)/ナチュラルチーズ/クリーム
eヘルスネット たんぱく質
eヘルスネット ビタミンD
雪印メグミルク チーズと健康

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AUTHOR

管理栄養士 野口久美子

野口久美子

管理栄養士/調理師。大学卒業後、保育園栄養士と食品開発の仕事を経てフリーに転身。現在は子育てをしながらライターとしてレシピ紹介や栄養に関する分野でコラムを執筆している。



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