【旬のぶり】食べ方によって栄養が変わる?一緒に食べると栄養の吸収率を上げる「意外な食材」とは
今の時期に美味しいぶり。刺身、焼き物や煮物、揚げ物にしてもおいしいですよね!さまざまな食べ方ができるぶりですが、調理法や組み合わせによって栄養価が変わります。旬のぶりを栄養価高く食べる方法について簡単レシピも合わせて解説します。
食べ方によってとれる栄養素が異なる?
栄養素によっては熱に弱いものや、加熱によって吸収しやすくなるものなどさまざまです。食べ方を変えることにより、より効率的にとれる栄養素もあります。食べ方と共に紹介していきます。
刺身
生で食べることで、くちどけの良い脂を楽しむことができます。
また、栄養素の中では特にDHA・EPAを無駄なくとることができます。これらは、体内で作り出すことができず、食べものから摂取する必要のある油脂のひとつです。血中のコレステロールを低下させる作用があります。
ご飯と一緒食べる
ぶりにはビタミンB1が多く含まれ、糖質の代謝を促してくれます。糖質を効率よくエネルギーに変えるため、ご飯など糖質を多く含むものを組み合わせましょう!
乳製品や大豆製品と一緒に食べる
カルシウムを多く含む乳製品や大豆製品などと一緒に食べると、ぶりに多く含まれるビタミンDがカルシウムの吸収率を上げます。大豆製品の中でも、木綿豆腐・生揚げ・がんもどき・高野豆腐がカルシウムを多く含んでいます。
フライパンだけで作れる!簡単レシピ
今回は、ご飯に合うぶりのおかずを紹介します。高野豆腐も使用し、栄養素の吸収率も上がるレシピです。
ぶりと高野豆腐の揚げ煮
材料(2人分)
・ぶり 2切
・高野豆腐 25g
・片栗粉 適量
・揚げ油 適量
・ねぎ お好み
☆酒 大さじ2
☆しょうゆ 大さじ2
☆みりん 大さじ2
☆砂糖 大さじ1
☆しょうが お好み
作り方
①高野豆腐を戻し、軽く一度だけ絞って、一口大に切る。
②ぶりも高野豆腐と同じ大きさに切る。
③①と②に片栗粉をまぶし、170度の油で3分程揚げる。
④☆の材料を鍋に入れひと煮立ちさせておく。(または耐熱容器に入れ、電子レンジで600W1分程度加熱する)
⑤④に③を加えて絡め器に盛り付け、ねぎをのせて完成!
ごはんと一緒に食べて、効率よく栄養素を確保しましょう!
【参照】
ぶり | Fish Kitchen | ニッスイ
ブリ(鰤)/ハマチ(八町) | 全国海水養魚協会
ライター/おがわ ゆり
フリーランス管理栄養士。保育園栄養士、小学校栄養教諭、専門学校で栄養学の講師を経験。出産を機に退職し、家族の食事を考える中で「食を楽しむ笑顔をもっと増やしたい、そのためにも食事づくりを楽にするサポートがしたい」という思いが芽生え、フリーランスの道へ。現在は母親向けの時短簡単レシピの発信、栄養や健康に関する記事執筆や講師業、DNAダイエットプランナーとしてダイエットサポートをしている。Instagram:@yuri_eiyou_health
AUTHOR
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。
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