【咳を抑える漢方レシピ】銀杏入り「がんもどき」のおでん
こちらでは、全て肉、卵、乳製品、小麦、白砂糖を使わないヴィーガン&グルテンフリー料理を連載しています。美容や健康、環境のことが気になる方に積極的に食べて欲しい「からだと地球に優しいレシピ」を旬の野菜料理でご紹介。筆者は、【VeganGlutenfreeマンツーマンのオンライン専門学校YOKO】を主催する獣医師&栄養学講師であり、自身も3人子育てママ。医学と栄養のプロとして、手軽さと栄養を重視した「ヴィーガン&グルテンフリー簡単レシピ」をご紹介します!
がんもどきって?がんもどきは大豆の加工品のひとつ。
がんもどきは、水切りして潰した豆腐に山芋をつなぎとして練り込み、刻んだにんじん、こんぶ、銀杏、ゆり根、ごまなどを混ぜ込んで油で揚げたものです。関東では「がんもどき」、関西では「ひろうす」「飛竜頭」とも呼ばれていて、特にお豆腐が有名な京都では重要な食材です。
がんもどきの主な成分は、大豆由来のタンパク質と脂質。野菜など多くの食材が中に含まれているため、同じ大豆の加工品である豆腐よりも栄養が豊富なんです。大豆サポニンによりコレステロール値の低下、高血圧・動脈硬化・がんの予防、肝機能強化が期待できます。また、更年期障害を改善するイソフラボン、コレステロール値を下げて血圧を正常化するグリシニン、整腸作用のある食物繊維のほか、カルシウムや鉄などのミネラルもたっぷり含まれています。
「漢方」銀杏は喘息を治める
今回ご紹介するレシピのように、「銀杏入りのがんもどき」を使えば、銀杏の効能も期待できます。銀杏には古くから、「肺を温め痰を少なくする」作用があると言われており、喘息にもじんわりと効果を発揮すると言われています。寒い冷気で咳が出やすいこの季節、銀杏の入ったがんもどきで是非温かおでんを作ってみてくださいね!
【漢方の力で咳を抑える!銀杏入り「がんもどき」の温ったかおでん】
◉材料(4人分)
・がんもどき(銀杏入り)・・・8個
・大根・・・1/2本
・人参・・・1/3本
・こんにゃく・・・1枚
・昆布だし・・・1.5L
・うす醤油・・・大さじ4
・みりん・・・大さじ4
・砂糖・・・大さじ1
・塩・・・少々
◉作り方
1. 野菜を食べやすい大きさに切る
2. 昆布を入れた水にがんもどき以外の食材を入れ、30分煮る
3. 最後にがんもどきをいれ、15分煮たあと、一度冷まして味を染み込ませたら完成!
4. 食べる時には10分ほど煮立たせて熱々をいただきます
がんもどきは、油抜きを先にするとより柔らかく味を含みやすくなります。余裕があれば、お湯で2分ほど煮て、水をかけて水切りしてから使ってみてくださいね。
AUTHOR
YOKO
獣医師であり栄養学講師。京都市在住。 【Vegan&Glutenfree料理オンライン専門学校】を開設。 マンツーマンで「からだと地球に優しいパン・お菓子」を教えている。 おうちにいながらプロの栄養学が学べ、資格も取れるところが人気のヒミツ。 3人子育てママでもあり、開発するお手軽レシピは【食べてきれい、健康になれる幸せスイーツ】。特定原材料28品目不使用の完全アレルゲンフリーのケーキもワンボウルで作れるのはここだけ。 京都ならではのお豆腐やおから、抹茶スイーツなどで糖質オフ、コレステロールゼロ、良質なタンパク質などを叶えている。オートミールレシピやロースイーツも多数。衣食住にこだわりフェア、オーガニックでナチュラルな生活を実践している。男性やお子様も気兼ねなくどうぞ。 ※サスティナブルな教室として国連の掲げるSDGsに取り組んでいます ※ピアノ指導併設 ~簡単でおいしいレシピが知りたいと思ったら~ お問い合わせ、ご予約 ・公式LINE→https://lin.ee/wIP5cbTまたは@052buxlrで検索 ・mail:piano.sweets.juneberry@gmail.com
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