パンパンに張った太ももに効く!脚を伸び縮みさせるだけ【下半身】がすっきりする脚トレ
上半身は平均的なのに、下半身にだけお肉がたっぷり…。いわゆる「洋梨体型」にお悩みの人いませんか? 下半身が太りやすくなる理由は、下半身の筋力が弱く、老廃物や水分がきちんと排出できていないこと。むくみをとって下半身をすっきりさせるエクサのご紹介です。
日本人の女性に多い「洋梨体型」とは
洋梨体型とは、上半身に比べて下半身が大きく、お尻が横に広がっていたり、太ももやふくらはぎに脂肪がついている状態のことをさします。
日本人の3〜4割は洋梨体型と言われていて、特に女性に多いのが特徴。その理由は、女性の方が男性に比べて下半身の筋力が弱く、脂肪がつきやすいから。また、妊娠や出産を経験することで、骨盤にズレが生じ脂肪がつきやすくなると言われています。
洋梨体型になる原因
先ほど挙げた骨盤の傾きや脂肪以外にも原因があります。
・筋力の低下…下半身には大きな筋肉があります。運動不足により下半身の筋力が低下すると代謝が落ち、脂肪がついてしまいます。
・むくみ…老廃物や水分がたまると、下半身がむくみやすくなります。
・冷え…身体が冷えると血の巡りが滞り、代謝の低下やむくみが起こりやすくなります。
洋梨体型は、座り姿勢や立ち姿勢が多い人がなりやすいのが特徴。長時間同じ姿勢を続けると、ふくらはぎの筋肉の動きが減り血液が心臓に戻りにくくなるため、むくみが生じやすくなります。下半身の大きな筋肉を動かしていくことで、むくみも改善しすっきりさせることができます。
運動が苦手でもできる!下半身のむくみ改善ストレッチ
運動が苦手な方でも手軽にできる、下半身の筋肉を動かすストレッチをご紹介します。ストレッチのポイントは、筋肉をギリギリまで伸ばして縮めることです。
①お尻の筋肉にキュッと力を入れ、背筋を伸ばした状態で立ちます。
②壁に右手を添え、左手で左足の甲をつかみひざを曲げます。左脚の前ももをしっかりと伸ばし、30秒キープします。
ポイント:前ももの筋肉を伸ばす際、骨盤が前に傾いてしまうとしっかりと伸ばすことができません。下腹部に力を入れて、骨盤をまっすぐ立てた状態で行いましょう。
③手を離して左脚を前に出し足裏を床につき、ひざをまっすぐ伸ばします。右足の位置はキープ。
④背中をまっすぐ伸ばしたまま、脚の付け根から上半身を前に倒していきます。左の前ももが縮んでいるのを感じましょう。前ももの筋肉を緩めることで、「反り腰」改善にもつながります。
⑤呼吸を続けながら30秒キープをし、脚を入れ替え反対側も同様に行っていきましょう。
動画を見て確認をしたい方はこちら
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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