「不健康な生活でメンタルはどん底に」ジゼル・ブンチェンのボディ&マインドを好転させたルーティン
スーパーモデルとして活躍後、現在はチャリティ活動などに取り組むジゼル・ブンチェン。「20代初めの頃、メンタルはどん底だった」と語る彼女を変えたルーティンとは。
2015年にランウェイを引退したジゼル。今はブランドのキャンペーンやグラビアでモデルとして活躍しつつ、チャリティ活動に取り組んでいる。プライベートではヨガと瞑想を愛するセレブとして知られているが、今月初めにニューヨークで開催されたイベントでもスピーチの中でこの2つが自分の生活に欠かせないと語った。ジゼルは毎朝のルーティンを紹介。午前5時に起床して瞑想してからジョギング、そしてヨガをメインとしたエクササイズをしていると語った。さらに「私たちの体は私たちにとっての神殿であり、家であり、与えられた場所」「私たちは身体という惑星を自分で体験することができる」と自らの信念も披露。エクササイズでボディ、つまり住む家を整えることの大切さをアピールした。
不健康な生活の末にメンタルがどん底になったことも
とはいえずっとヘルシーでクリーンな生活を続けてきたわけではないことも告白している。20代初めの頃はむしろ不健康。朝食は「タバコ3本とホイップクリームを乗せたフラペチーノ」、夜は「毎日ワインを1本開けていた」。日中のカフェインと糖分の摂りすぎで興奮状態に陥っている体をアルコールで無理やり眠りにつかせていたという。「それが私の心にどんな影響を与えたか想像してほしい」。22歳のときにメンタルが「どん底状態になっている」ことに気がついた彼女は生活を徹底的に改造。カフェインとアルコール、タバコをやめ、野菜とナッツ、タンパク質をメインにした食事に変えたそう。また運動ではヨガとジョギングをスタート、呼吸法のエクササイズもルーティーンに取り入れた。「それですべてが変わった。人生がよりよくなっていった」。ちなみにこの頃から柔術も始めた。今も週に3回レッスンに通っている。
モデルとして活躍しつつこのルーティーンで見事なボディをキープしてきたジゼル。さらなる進化を目指し、ここにウェイトトレーニングを加えたことを最近のインタビューで明らかにしている。こちらも週に3回を目安にしているそう。ダンベルは10ポンド(約4.5キロ)と軽めのものを選び、繰り返す回数を多めにするのがジゼル流。重めの25ポンド(約11キロ)のダンベルを選ぶときもあるが、その場合は回数を少なめにしているとも。
この新しい習慣で早くも体型が目に見えて変わってきている。最近ジムから出てくるところを目撃された彼女の腕にはこれまでの細くしなやかな筋肉に代わってムキっとした厚めの筋肉がついていた。ヨガとウェイトトレーニングでつく筋肉の違いに驚かされるが、短時間でここまで結果を出すところはさすがスーパーモデル。何事もストイックに追求していくジゼルがこれからどんなボディを作っていくのかファンの注目が集まっている。
出典:
Here's How Gisele Bündchen, 43, Got Her Arms So Jacked—Plus, Her Weekly Workout And Exercise Routine
Gisele Bundchen says she quit unhealthy habits after hitting 'rock bottom’ at 22
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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