【トーストにプラスするだけ】忙しい朝に◎栄養バランス満点「時短朝トースト」管理栄養士が提案
朝食のトーストは、バターとジャムだけで毎回済ませているという方も多いのではないでしょうか?今回は、トーストに包丁いらずの便利な食材をプラスすることで、朝から満足感が得られて栄養バランスも良いレシピをご紹介します。
トーストにバターやジャムをのせていない?美味しいけど栄養は?
パンの主な栄養素は炭水化物で主に身体のエネルギー源になります。トースト1枚70gあたりに約30g程度の炭水化物を含みます。さらにバターやジャムを塗ると脂質と糖質はプラスされますが、その他の栄養素はほとんど足されることはありません。
トーストにプラス!おすすめは「きのこ」と「チーズ」
きのこは食物繊維の代表選手。チーズも手軽なたんぱく源でパンとの相性は抜群です。この2つを組み合わせれば腹持ちも良くお通じ対策もできます。食パンにちょい足し!栄養バランスをパワーアップさせるおすすめの食べ方は?
しめじのピザ風トースト
きのこも色々ありますが、筆者のおすすめは「カットぶなしめじ」。切らずにすぐに使えて、加熱しても濃厚な味と弾力が保たれるので手軽に満足感が得られます。あまったら冷凍保存できるところも魅力。そして、チーズはとろけるスライスチーズを使えばこちらも簡単です。さらに、カット済の「角切りベーコン」もプラスすれば完璧!すべて包丁いらずの手間なし材料です。
【材料】1人分
食パン 1枚
カットぶなしめじ 70g
とろけるスライスチーズ 1枚
角切りベーコン(あれば) 70g
バター 5g
黒胡椒 少々
【作り方】
材料を揃えます。食パンの上にバターをまんべんなく置きます。
カットぶなしめじ、バター、ベーコンをのせます。
その上にチーズをかぶせてから黒胡椒をかけます。
トースト200℃で約5分あたためて完成です。
食べ応えがあり、アクセントの黒胡椒が効いています。
【参考文献】
文部科学省,日本食品標準成分表2020年版(八訂)
AUTHOR
亘美玲
管理栄養士。病院栄養士を7年経験後、食品会社で約15年間メディカルサプリメントや機能性表示食品の商品開発責任者として従事。 2児の母で、自身の妊娠と出産、離乳食作りの経験から母子栄養の研究を重ね、 産前産後ママの栄養サポート、栄養相談、料理教室、レシピ提案、執筆、栄養学講座の活動を行っている。 離乳食や調理の基本についてSNSでも発信をしている。
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