【ぶどう】皮の白い粉(ブルーム)がポイント?おいしいぶどうの選び方を管理栄養士が解説
世界中で最も多く栽培されているフルーツがぶどう。海外ではワイン用として多く栽培されていますが、日本では生で食べることが多いですよね。せっかく食べるのであればおいしいものを選びたい。今回は失敗しないおいしいぶどうの選び方をご紹介します。
おいしいぶどうの見分け方とは?
種類や産地によって多少差はありますが、一般的には8〜10月初旬がぶどうのおいしい時期。店頭でもよく見かけますよね。どういうものを選べば良いのでしょうか?
①皮に白い粉(ブルーム)がついている
皮の表面についている白い粉。これはブルームといい、ぶどうのミネラルがにじみ出たもの。ぶどう自身が病気から身を守ったり、水分の蒸発を防いで鮮度を保つために出しているもので、農薬や汚れではありません。このブルームがついているものは鮮度が高い証拠です。
②軸が緑色
収穫したてのぶどうは軸が緑色で、時間が経つにつれて水分が飛んで茶色に変化していきます。その為、軸が緑色のものは鮮度が高いしるしです。
③ぶどうの色
巨峰のような皮の色が黒色の品種や、デラウェアのような皮の色が紫色の品種は、熟すにつれて皮の色が濃くなります。その為、赤紫ではなく、黒紫のものを選ぶと、甘さが強い傾向に。
またシャインマスカットのような緑色の品種は、熟すと黄色味がかっていきます。酸味が少なく甘味が強いものがお好みであれば、黄色味がかったものを選ぶようにしましょう。
④ぶどうの実が軸についている
ぶどうの実がポロポロと取れてしまっているものは、鮮度が落ちている証拠。実にハリがあり、手で持っても実が取れないものを選ぶようにしましょう。
おすすめの食べ方
ぶどうは軸に近い部分が最も甘く、下に行くほど甘さが少なくなります。そのため、食べるときは下から食べると最後までおいしく食べられますよ。ぶどう狩りに行く際は、一番下の粒で味見をすると、そのぶどうが熟しているかがわかりやすいのでおすすめです。
<参考元>
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
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