【秋ナス料理】挽き肉なしで胃に優しい「ベジ麻婆なす」の作り方
朝晩、涼しい日が増えてきて、温かい料理もおいしく感じるようになってきました。夏はさっぱり食べていたナスも、もう少し手を加えたいところ。今回はそんな時期にぴったりな、秋ナスを使った食欲がもりもり湧く、ベジの麻婆ナスをご紹介いたします。夏バテで疲れた胃に、優しく染み渡る一品です。
ベジ麻婆なす
野菜のうま味を引き出す重ね煮を使った、挽き肉無しのベジ麻婆なす。きのこと玉ねぎから出る野菜ブイヨンがうま味となり、まるでお肉を入れているかのような深いコクが出てきます。しめじの食感もいいアクセントに。
わが家では、何も言わないと普通のひき肉入り麻婆なすと勘違いして、ペロリと完食してしまいます。
【材料2〜3人分】
・なす(乱切り)‥‥‥‥‥‥‥3本
・しめじ(5mmカット)‥‥‥ 100g
・たまねぎ(5mm角切り)‥‥ 100g
・にんじん(3mm角切り)‥‥ 30g
・ねぎ(刻み)‥‥‥‥‥‥‥‥適量
・ごま油‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 大さじ1
・差水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 50ml
・塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
(調味料)
・水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100ml
・しょうゆ‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ2
・みりん‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ2
・酒‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
・ごまペースト‥‥‥‥‥‥小さじ1/2
・豆板醤‥‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ1/2
・にんにく(すりおろし)‥‥ 小さじ1
・しょうが(すりおろし)‥‥ 小さじ1
(とろみ)
片栗粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
【作り方】
まず、ひき肉の代わりとなるベースを重ね煮で作ります。
1. 小ぶりな鍋やフライパンに塩をひとつまみ振り、しめじ→玉ねぎ→にんじんの順に重ねてまた塩ひとつまみ上に振り、差水を鍋ふちから入れます。
2. 火をかけ、差水が沸いてきたら蓋をして、小弱火で7〜8分蒸し煮にします。玉ねぎが透きとおり、にんじんがある程度柔らかくなっていればOK。
3. 重ね煮を作っている間に、別のフライパンにごま油を入れ、なすを炒めます。
4. しんなりしてきたら出来上がった重ね煮を入れ、軽く炒め合わせます。
5. 調味料をよく混ぜ合わせ、4に入れて一煮立ちさせ、水で溶いた片栗粉でとろみをつけ、ねぎを振って出来上がり。
【美味しいポイント】
きのこは、歯応えのあるエリンギなどを使ってもOK。粗挽きの挽き肉くらいの大きさにカットするのが、ボリュミーで美味しいです。
胃を休めるベジ麻婆なす、ぜひお試しください。
AUTHOR
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
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