【夏バテに夏野菜】とろとろが胃腸に優しい「つるむらさきとオクラのお浸し」
目にも身体にも優しいごはん。そのレシピと、心地よく楽しんで作るためのヒントをご紹介します。
夏バテで弱った胃腸にとろとろ成分
「インドのホウレンソウ」とも呼ばれているつるむらさき。夏野菜として最近はスーパーでもよく見かけますが、「食べたことない」という方も多いんじゃないでしょうか。艶のある葉は厚みがあって茎が太く、加熱すると柔らかくなり、独特のとろとろ成分が出てきます。これがとても美味しい!このとろとろは「ムチン」という消化を促す成分で、夏バテで弱っている胃腸に最適です。
今回は、オクラを加えてさらにとろとろ感を増した、残暑に嬉しいお浸しを作っていきます。
つるむらさきとオクラのお浸し
【材料】
・つるむらさき(4cmカット)‥‥‥‥3〜4本
・オクラ(斜めスライス)‥‥‥‥‥‥ 3〜4本
・お湯‥‥‥‥‥‥‥1リットル
・塩‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ2ほど
(調味料)
・麺つゆ‥‥‥‥‥‥200ml
【作り方】
1. オクラの固いヘタをカットしておきます。
2. 小さじ2程度の塩を入れたお湯1リットルで、つるむらさきとオクラを1分半ほど茹でます。入れて再沸騰したら、弱火で優しく茹でましょう。
3. ザルで荒熱を取ってから、つるむらさきは軽く絞って水を切り4cm幅カット、オクラは斜めにスライスします。
4. 麺つゆに1を入れ、冷蔵庫で小1時間ほど寝かしたら出来上がり。
美味しく仕上げるポイント
つるむらさきの茎は太くて味が染みづらいので、少し漬け込むとより美味しくいただけます。粘り成分で汁もとろとろになるので、汁ごと冷奴にのせたり、とろろうどんやそばの具にしてもおすすめですね。
残暑を乗り切るとろとろお浸し、お試しください。
AUTHOR
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
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