余ったお好み焼きの粉はどう保存する?ダニを防ぐ最適な保存方法とは|管理栄養士が解説

 余ったお好み焼きの粉はどう保存する?ダニを防ぐ最適な保存方法とは|管理栄養士が解説

お好み焼きの粉を購入したものの、1回で使いきれなかった経験はありませんか?「粉だから常温でOK」と思っているのは大変危険です。今回は、余ったお好み焼き粉の正しい保存方法をご紹介します。「たまにしかお好み焼きをつくらない」という方は特に要チェックですよ。

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余ったお好み焼き粉の正しい保存方法

余ったお好み焼きの粉はどう保存する?ダニを防ぐ最適な保存方法とは
photo by Adobe Stock

開封後のお好み焼き粉はどこに保存する?

開封後のお好み焼き粉は「冷蔵保存」がベストです。お好み焼き粉は小麦粉とは異なり、粉に卵粉やダシ、調味料などが含まれていて「ミックス粉」に分類されます。

ミックス粉は、調理しやすいようにあらかじめ味付けされていてとても便利な反面、ダニがわきやすいのがデメリットです。

ダニは、ミックス粉に含まれる旨み成分が大好物。開封後、口がしっかり閉まっていなければ、小さなダニは簡単に侵入してしまいます。

ダニが混入したお好み焼きの粉を食べてしまうと、アレルギー症状があらわれる危険性があります。ダニの侵入や繁殖を防ぐために、開封したお好み焼き粉は冷蔵庫に保存しましょう。

開封前のお好み焼き粉は?

開封前のお好み焼き粉は常温で保存可能です。ダニがわきやすい高温多湿な場所を避けて、冷暗所を選ぶのがポイントです。

ただし、未開封だからといってダニが絶対に侵入しないとは言いきれません。開封前であっても、長期間保存しないようにし、なるべく早く食べ切るようにしましょう。

【余ったお好み焼き粉】保存のポイント

余ったお好み焼きの粉はどう保存する?ダニを防ぐ最適な保存方法とは
illustration by なつめももこ

お好み焼き粉を保存するときや商品を選ぶときのポイントをご紹介します。

密閉容器に入れ、冷蔵庫へ

開封したら袋口をしっかりと閉めた上で、密閉容器に入れるのがおすすめです。密閉しておくと、ダニの侵入を防げるだけでなく湿気やにおいうつりも防止できます。

冷蔵庫から出し入れするときは、さっとすばやく行うようにしましょう。冷蔵庫と室温の温度差により、結露してしまいます。

冷凍保存しない

「冷蔵庫よりも冷凍の方がより安全なのでは?」と思うかもしれませんが、冷凍保存はおすすめしません。

冷凍庫は冷蔵庫よりもさらに冷えているため、出し入れする度により結露しやすくなります。結露によるカビ防止のために、冷凍庫ではなく冷蔵庫に入れるようにしましょう。

使い切れる小分けタイプを使う

毎回お好み焼き粉が余るのであれば、使い切れる小分けタイプの購入もおすすめです。容量の多いタイプと比べて料金が割高になるかも知れませんが、開封してすぐに使い切る方がより安全です。

お好み焼き粉は、あらかじめ調味料などが加えられていて使いやすくて便利な商品ですよね。その反面、使う用途が限定されているため、余らせることが多い点がデメリットです。お好み焼き粉はダニが好む旨みがたっぷりなので、しっかりと二重に密閉してダニを防止するようにしましょう。

参照:
株式会社 ニップン|小麦粉とミックス粉 開封後は冷蔵庫保管?
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AUTHOR

なつめももこ 管理栄養士

なつめももこ

管理栄養士/Webライター/イラストレーター。管理栄養士として病院に7年間勤務。出産を機に「子どもとの時間を大切にしながら働くこと」を目標にフリーランスのWebライター&イラストレーターとして活動開始。現在は栄養に関する記事を執筆するほか、未経験からイラストレーターになる方法について発信している。



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