お尻を効果的に引き締め・引き上げるための正しい姿勢&エクササイズ【理学療法士が解説!】

 お尻を効果的に引き締め・引き上げるための正しい姿勢&エクササイズ【理学療法士が解説!】
Ayaka
Ayaka
2023-08-08

お尻の筋トレをしたりウォーキングをしたりしているのになかなかお尻が引き締まらない…という方はいませんか?お尻を効果的に引き締めるためには正しい姿勢と正しいエクササイズをするのが大切です。今回は効率的にお尻を鍛える方法をお伝えします。

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お尻の筋肉の構成

お尻の筋肉
photo by photoAC

お尻の筋肉は総称・殿筋群と言われ、いくつもの筋肉で構成されています。最も表面にある大きい筋肉が大殿筋(だいでんきん)、深部にある中臀筋(ちゅうでんきん)小殿筋(しょうでんきん)、股関節の動きをコントロールする梨状筋(りじょうきん)などが代表的な筋肉です。

この中でも一番大きな筋肉である大殿筋を鍛えることで効率よく見た目を引き締めることができます。

お尻の筋トレはやり方を間違えると足が太くなる?

お尻の筋トレは股関節を動かす方法が多いので、やり方を間違えると前ももや後ももに効いてしまい、足が太くなる原因になってしまいます。そのためお尻の筋トレは特に正しい姿勢とやり方で行う必要があります。

お尻を引き締めるための正しい姿勢とエクササイズ

お尻を引き締めるための正しい姿勢

正しい姿勢

photo by Ayaka

● 骨盤をまっすぐ立てる
● 骨盤と肋骨の距離を引き離すように背筋を伸ばす
● 頭を後ろに引く

これらを意識するだけで垂れ尻を防ぐことができます。

お尻引き締めエクササイズ① クラムシェル

<やり方>

クラムシェル
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1)横向きの姿勢で両膝を曲げて重ねる

クラムシェル
photo by Ayaka

2)両方の踵を床から浮かし、踵をつけたまま膝を開く。この動きをこれを左右20回ずつ行う

脚を開く時に骨盤が後ろに倒れないようにするのがポイントです。

お尻引き締めエクササイズ② ブルガリアンスクワット

<やり方>

ブルガリアンスクワット
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1)片足を椅子にかけて立つ。両手は腰に当てましょう

ブルガリアンスクワット
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2)体を少し前に倒しながらゆっくりと真下に沈む。この動きを左右10回ずつ行う

足の幅が狭いと太ももに効きやすいため、歩幅は少し大きめに。体は常にまっすぐを意識しましょう。

お尻引き締めエクササイズ③ ヒップリフト

<やり方>

ヒップリフト
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1)仰向けの姿勢で両膝を曲げ、マット幅に開く。踵はつけたまま、つま先だけ天井方向に向ける

ヒップリフト
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2)踵でマットを押しながら、お尻をゆっくりと胸の高さまで上げる。お尻の上げ下ろしを20回行う

お尻を上げる時に腰がそりすぎないように注意しましょう。

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらをご覧ください ▼

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AUTHOR

Ayaka

Ayaka

医療系大学卒業後、理学療法士としてリハビリテーション専門病院で4年間勤務。病気や怪我をされた方を病院で待つよりも、病気や怪我を未然に防ぐことはできないかと予防医学に興味を持つ。ヨガインストラクターの資格を取得するためにハワイに留学。そこでピラティスにも興味を持ち、日本でピラティスインストラクターの資格も取得。現在はフリーのインストラクターとして解剖学・生理学の知識をもとにした姿勢改善・体質改善のレッスンや情報発信を行なっている。



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ブルガリアンスクワット
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ヒップリフト
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