35キロ減量を成し遂げたレベル・ウィルソンが炎上?発言から考える、ダイエットと健康への向き合い方
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2020年に35キロの大減量を成し遂げたレベル・ウィルソン。最近の発言が注目を集めている。
最近オーストラリアのビバマイヤーメディカルスパで1週間過ごしたというレベル。ここは彼女が大減量中にも訪れ指導を受けたスパでもある。今回はそこでデトックスしてきたというレベルは「このスパで私が習ったのは、私たちが考えているよりも摂取カロリーはずっと少なくていいということ」。一般的に30代から40代の女性は運動レベルが普通の場合、1日2,000キロカロリー程度を必要としていると言われている。しかし新聞「デイリーメール」によるとレベルは「私たちは600キロカロリー程度で十分」。
「かなりクレイジーに聞こえるだろうけれど、私たちの体はそんなにたくさんのカロリーを必要としていない」。日常的に600キロカロリーを続けるのはNGだけれど、デトックスしたいときにはその程度でいいと話す。「正しいメニューを食べ、少量ずつ摂取すればそれで大丈夫」。動いていないのに食べてしまうのは「食べることがストレスの対処法になっていたり習慣になっていたりするからだ」と指摘する。
レベルはこの後、自分の発言を否定。SNSに「こんなことは言っていない」と投稿し、報じた新聞に反論している。しかし彼女の「600キロカロリー」発言はあっという間に他のマスコミにも広がり大きく報じられた。減量や食習慣、さらにはウェルネスへの関心の高さがうかがえる。
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最近、このようなスパを初めとするウェルネス産業に対して物申したセレブがいる。映画『ゴーン・ガール』の主演を務めたロザムンド・パイクはあるインタビューで「私たちはウェルネス産業に騙されていると思う。健康であるだけでは十分ではなくなっている。ウェルネス、つまりイキイキと積極的な生活をしていなくてはいけないという考え方は問い直すべき」。ウェルネス産業が提示する「いい生き方」で自分で自分を縛っていると指摘している。
本来であれば「いい生き方」「幸せな生活」はスパやウェルネスブランド、美しいセレブたちが提示したり決めたりするものではなく、自分で作り上げていいもの。1日600キロカロリー発言があったかなかったかはさておき、実践する前にそれが自分の幸せな生き方に合っているのかどうか、考えてみたい。
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