FOOD
産地?オーガニック認証?初心者のためのオリーブオイル講座|本物の“エクストラバージン”と出会うには
サラダにかけたりパスタと絡めたり、どんな料理にも使いやすいオリーブオイル。種類も味もたくさんあるけれど、何を基準に選ぶのがいいのでしょうか? そして「エクストラバージン」という表記に隠された、海外産と日本産のオリーブオイルの違いとは。
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オリーブオイルと言えばイタリア…だけじゃない!
イタリア料理のイメージから、オリーブオイル=イタリア産が有名だと思いがちですが、世界の生産量を見ると、実は生産量1位はスペイン。次いでイタリアやギリシアが続きますが、スペインの生産量は圧倒的なのだそう。もしスーパーに行ってたくさん並ぶオリーブオイルのボトルに悩んだら、ステレオタイプに流されず、スペイン産というチョイスもアリかも!
よく耳にする「エクストラバージン」って?
オリーブオイルでよく書かれている「エクストラバージンオイル」というキーワード。なんとなくカラダにいいのかな?高品質なのかな?というイメージですが、実際は何なのでしょうか?
オリーブオイルの産地が加盟する「国際オリーブオイル協会」では、エクストラバージンオイルと謳っていい品質のレベルが決まっています。オリーブの実を収穫してから搾油するまでの時間、搾油方法、酸度(酸化の度合い)等、基準をクリアしたものだけが「エクストラバージン」と名乗っていい商品になりますが、実はイタリア産もスペイン産もオリーブオイルの生産量の約30%しかこの基準をクリアしているオイルはないのだとか。「え?でもスーパーで見るオイルはほとんどが『エクストラバージン』って書いてあるような…」それは、国際オリーブオイル協会ではなく、日本の基準によって表記されている場合あるのだそう。そして実は、国際基準と日本の基準には、大きな差があるのです。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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