納豆のにおいが苦手な人におすすめしたい食べ方は?管理栄養士がお勧めしたい「ちょい足し調味料」とは
納豆の栄養は体にいいのは知っているし、健康情報もとっても多いけれど、どうしても「ニオイ」が気になって、食べるタイミングやなかなか食べる事がちょっと苦手という方はいませんか?ニオイがちょっと苦手でも、健康のために納豆の栄養素を取り入れたい方におすすめの食べ方を管理栄養士が解説していきます。
ニオイがあっても食べたくなる納豆の栄養の魅力は?
納豆はニオイがあっても、「健康にいいから食べたい!」という声もあります。ニオイが苦手でも食べたくなる魅力的な栄養素は代表的な内容2つをお伝えします。
ナットウキナーゼ
大豆を発酵させることでできる貴重な成分です。
血管にできた血栓を溶かしやすくする働きがあると言われています。
ナットウキナーゼは酵素なので熱に弱く、食べる時にナットウキナーゼの栄養をしっかり取り入れたい時、加熱は不向きだと言えます。
ビタミンK2
ビタミンK2は骨を作る時や怪我をした時に私たちの出血を止める役目がある、大切な栄養素です。納豆を日々習慣的に食べている人は、食べていない人と比べて約2倍摂取量に差があると言われています。
どちらの栄養素も私たちの健康を支えるために必要な成分です。
納豆のニオイが少なくなる!家庭でも手に入りやすいちょい足し調味料は?
身近な食材で納豆のニオイを消す方法をご紹介します。
①ポン酢
納豆はアルカリ性です。酸性のポン酢を入れることでさっぱりとしてニオイを抑える事ができます。
②マヨネーズ
マヨネーズは卵・油・お酢を中心に作られており、こちらもマヨネーズの中に含まれる酢の効果でニオイが和らぎます。
ポン酢など酸が少し苦手だなという方はマヨネーズを入れるほうがまろやかになりおすすめです。
③オリーブオイルや胡麻油
オリーブオイルや胡麻油などを少量入れることでオリーブの香りや胡麻油の香りが納豆のニオイを軽減し、食べた時にいい香りも入り楽しむことができます。納豆の成分であるビタミンK2は脂溶性のため、オイルと一緒に食べる事で効率よく体に取り入れることができます。
ニオイが少ない納豆を選ぶ
最近では納豆のニオイを抑えた商品やドライ納豆なども流通しています。シンプルな味で納豆を食べたい方や、納豆をオムレツやチャーハンなどの加熱レシピにチャレンジしたいけれど通常の納豆だと勇気が出ない方には、ニオイが少なくなっている納豆を活用してお料理のレパートリーを増やす挑戦もよいですね。
まとめ
納豆は独特のニオイがあり苦手という声もありますが、やはり健康維持するために大切な栄養素も多いため、「少量でも食べたい!」という希望の方は、納豆のニオイを抑えるちょい足し食材などを利用して、ご自身の生活で続けることができる納豆の食べ方に挑戦してみましょう。
参考:健康長寿ネット
AUTHOR
竹内寿美恵
保育園栄養士、スポーツ栄養士、国立病院にて臨床栄養を経験。さまざまな経験を積む中で、ストレスの軽減をし、心身共に幸せな生き方をしたいと心に決める。 そのために『食×栄養×ヨガ』を組み合わせたホリスティックな知識をより深く学ぼうとインドネシア、バリ島にてベジタリアン、ヴィーガン、ローフード、ヨガ栄養学の留学をする。 現在は栄養カウンセリング、ヨガインストラクターなどフリーランスの管理栄養士として活動。
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