【開脚すると腰が丸まる人は、骨盤まわりの筋肉が硬い?】骨盤まわりを優しくほぐす股関節ストレッチ
体のゆがみやズレを本来のポジションに戻して改善する「ゼロトレ」で人気の石村友見先生が、効率よく楽に開脚するためのストレッチ法を伝授。実際に試してみると、体が伸びやかになることを実感できます!
開脚を楽に深める魔法のストレッチ
開脚をするときに「思うように脚が開かない」「腰が丸くなって体が起きない」というのは、骨盤や股関節まわ りの筋肉が硬くなっている証拠。心地よく開脚するために効果的なストレッチ法をレクチャーします!
開脚ができない理由
骨盤まわりの筋肉が硬い
デスクワークなどで長時間座っていると、骨盤を支えている筋肉が緊張して硬くなり、開脚の動きに悪影響を及ぼします。まずは、骨盤まわりの筋肉の硬さをほぐすことが大事。
腰が丸まる
股関節をスムーズに開くには、骨盤を真っすぐに立てることがポイント。腰が丸くなっていると骨盤が後ろに倒れ、脚を最大限に開くことが難しくなります。
ストレッチで解消!
骨盤まわりをかためている筋肉をほぐす
骨盤を支えている筋肉が硬い状態で開脚すると、股関 節に過度な負荷がかかり、痛みやけがの原因に。そこで 行いたいのが、両脚を引っ張り合い、骨盤まわりの筋肉 をほぐすストレッチ。ストレッチ中に股関節に違和感が あったら、お尻の下のタオルを外して行って。
①仰向けになり、お尻の下に丸めてタオルを敷く。両膝を立て、胸に近づけ、両手で抱える。
②吸いながら3秒かけて右膝を右脇に引き寄せ、左脚を天井に伸ばし足首の力を抜く。膝は曲がってもいいので、股関節を90度に。
③7秒かけて吐きながら左脚を床側へ下ろし、脚の付け根を伸ばす。脚を入れ替えて同様に。
POINT
右膝は脇から離さないように。そうすることで、床に下ろした脚の付け根が伸びる。
骨盤を立て内腿を伸ばし脚を開きやすくする
このストレッチの目的は、坐骨をブロックにのせて骨盤を立てる感覚を掴むこと。そして、肘で膝を押して内腿を伸ばし、股関節を開きやすくすることです。余裕がある人は、お尻を浮かせて体を左右に3往復動かして。股関節の動きが良くなり、開脚時のつまり感を解消できます。
脚を腰幅に開いて立ち、腰を下ろしてブロックにお尻をのせる。両膝の内側に両肘を当て、7秒かけて吐きながら膝を外側に押す。
POINT
ブロックに坐骨を押し付けるイメージで骨盤を立て、腰から背骨を真っすぐ伸ばす。
POINT
膝が内側に入り、 腰が丸くならないように。キツい人はブロックを重ねてお尻を高くして。
トップス¥7,920、ボトムス¥8,910/すべてemmi(エミニュウマン新宿店 03-6380-1018)
教えてくれたのは...石村友見先生
女性専用オンラインジム「チームゼロ」代表。「Change」をテーマに5万人以上の体を変えてきたボディメイクのプロ。j著書に『ゼロトレ』『血流ゼロトレ』(ともにサンマーク出版)。「石村友見のゼロトレチャンネル」(www.youtube.com/@zerotore_channel/about)も好評。
モデル...伊藤ニーナさん
GINGERスターオーディションモデル部門にてグランプリ受賞。ファッション誌をはじめ多数のバラエティー番組にも出演する他、唎酒師としても活躍の場を広げている。
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