【女性500人に調査】VIO理想の形、人気は「逆三角形」と「ツルツル」!医師が適切な処理法を解説
アンダーヘアの悩みは人に相談しにくいもの…。「こんな悩みは私だけ?」「ほかの人はどうしているの?」。そんな疑問を解決するため、10代~50代の女性500人に「アンダーヘアにまつわる悩み調査」を実施しました。また、フレイアクリニック総院長の磯野宏貴医師がデリケートゾーンの処理について解説します。
アンダーヘアの処理方法1位は「カミソリ」
女性500人に「アンダーヘアの処理方法」を聞いたところ、最も多かったのは「カミソリ(233人)」でした。
安価で手軽に使えることから「ムダ毛処理といえばカミソリ」という人が多い結果となりました。カミソリは深剃りができるため、処理直後の仕上がりがキレイなことも理由の一つのようです。また、「長い毛をハサミで切ってから剃る」のようにカミソリとハサミを併用している人も目立ちました。
一方、アンダーヘアに悩みがある人のうち約2割は「処理していない(97人)」と回答しています。理由としては、「肌荒れしてしまう」「うまく処理できない」「キリがない」などが挙がっています。
医師の解説
多くの方が使用しているカミソリは、刃を肌に押し付けると角質層を削いでしまいます。自己処理後の肌の炎症や乾燥を引き起こす原因となるため、使用時は注意が必要です。剃毛前後に保湿する、刃をやさしく動かすなど、肌に負担をかけにくい使い方を心がけてください。
当院では、刃が皮膚に直接あたりにくい電動シェーバーの使用を推奨しています。またデリケートゾーンは、目視しにくい部位のため、自己処理にもコツがあります。長い毛は短く切ってから剃る、鏡で剃毛箇所を確認するといった点です。
毛を処理したいけど、肌荒れや手間が負担となって処理をしない方は、医療脱毛も選択肢の一つです。個人差はありますが、5~8回程度で毛量が減ってきます。発毛組織を破壊した毛穴から再発毛する可能性は低いため、自己処理の負担が軽減されます。
参考:VIO脱毛前の自己処理のコツ(フレイアクリニック公式ページ)
アンダーヘアの形は「逆三角形」に整える人が最も多い
「逆三角形(157人)」でした。逆三角形はもともと生えている形に近いため、毛の範囲を狭めるように処理すると自然にできる形です。
3位には「下着から出る部分を処理(82人)」、5位には「形はそのままで毛量のみ減らす(67人)」がランクインしており、あまり手を加えず自然な形に整えている人が多いとわかります。
一方で、2位には「ハイジニーナ(86人)」がランクイン。アンダーヘアを全てなくす「ハイジニーナ」は、「生理中のケアがラク」「毛のはみだしを気にせず下着や水着を着られる」「自己処理の手間がなくなる」という理由から脱毛クリニックでも希望する人が増えています。ちなみにハイジニーナと回答した人の9割近くが20~35歳までの若年層でした。
医師の解説
当院でVIO脱毛を受ける方の3~4割は、最初からアンダーヘアを無毛にするハイジニーナをご希望です。脱毛コースの途中でデザインを変更し、最終的にハイジニーナにする人を含めると6割に上ります。
水着や下着をきれいに着こなしたいというファッションの観点のほか、妊娠・出産、介護に向けてアンダーヘアを処理する方もいます。産後のデリケートゾーンを清潔に保ちたい、介護が必要になったときの陰部の炎症や感染症を予防したいなどの理由からハイジニーナにする方は増えています。ハイジニーナ以外のデザインを希望する場合も医師や看護師に相談いただいた上で処理を進めていただけます。
教えてくれたのは…磯野 宏貴(いその ひろたか)医師
フレイアクリニック(https://frey-a.jp/)総院長。東京慈恵会医科大学 医学部卒業後大手病院勤務や小児科医を経て、2020年フレイアクリニック横浜院院長に就任。2021年6月より、フレイアクリニック総院長を務めている。脱毛治療を始めるきっかけがフレイアクリニックであるために、時代のニーズに沿ったサービス提供や、知識・技術の向上に励んでいる。公式Twitter:@frey_a_isonodr
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ヨガジャーナルオンライン編集部
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