【「あと一品」の健康おかず】塩麹はドレッシング!美味しさそのまんま頂く「白菜の塩麹和え」
目にも体にも優しいごはん。そのレシピと、心地よく楽しんで作るためのヒントをご紹介します。
塩麹は天然のドレッシング
麹と塩と水を混ぜて発酵させた調味料である塩麹。
食材の旨味を引き出す万能調味料として徐々に人気が出てきて、スーパーでもお手軽に手に入るようになりました。わが家も必ずストックしています。
塩麹の持つ消化酵素の働きにより、お肉やお魚を柔らかくしたり、発酵したこうじの香りに酵素が生み出す甘味や旨味が加わることで、料理が一段と美味しくなりますね。
また、塩こうじ自体にビタミンやアミノ酸などが多く含まれており、栄養面でも期待大。
そんな塩麹は漬け込むのもいいですが、おすすめの食べ方は、ずばり「和える」こと。
塩こうじに含まれる塩分量は食塩の1/4程度。それでいて旨味やコクを出す効果があるため、少ない塩分量でも美味しく頂けます。ですので、生の野菜に和えて、天然のドレッシングのような感覚で使うのが僕のお気に入りです。
今回は、旬の白菜のシャキシャキ食感と甘さを活かす、本当に簡単な和物をご紹介いたします。
わが家では冬のサラダがわりに毎食のように出てきます。食前にざっくり切って和えるだけなので、あと一品のおかずに最適です。
白菜の塩麹和え
【材料】
・白菜‥‥‥‥‥適量
・塩こうじ‥‥‥白菜の重さの10%ほど
・しょうゆ‥‥‥適量
・レモン汁‥‥‥適量
・七味唐辛子‥‥お好みで
【作り方】
①白菜を1〜2cm幅でザクザクと切り、白菜の重さの10%ほどの塩こうじを入れて混ぜ合わせる。
②レモン汁、しょうゆ適量を入れて、さらにざっくりと混ぜ合わせる。しょうゆはスプレーでかけると、少量で無駄なく味が決まる。
③お好みで七味唐辛子をかけていただく。千切りにしても味からみがよく、美味しい。
ありのままの旨味を引き出す塩麹
食べる直前に和えれば、白菜のシャキシャキ感を失わずにそのまんま頂けます。それにカブなども一緒に和えて食べるのもおすすめですね。
また、余った分は、そのまま冷蔵庫で漬けておけば、しっかり味の染み込んだ塩こうじの浅漬けとして翌日も美味しく頂けます。
旬の野菜のありのままの旨味を引き出す塩麹。
多くを加え過ぎずにさっと和えることで、改めて感じる本来の美味しさに気づきますね。
冬のお箸休めに、ぜひお試しください。
AUTHOR
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
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