ダイエットTKG(卵かけごはん)には何をかけるのがベスト?管理栄養士おすすめ3選

 ダイエットTKG(卵かけごはん)には何をかけるのがベスト?管理栄養士おすすめ3選
GLOCAL EATs|トトノイメシ
石松佑梨
石松佑梨
2022-11-23

あなたはTKG(卵かけごはん)に何をかけますか? 普段であれば、味や気分、好みなどで選ぶこと(もしくは醤油一択)が多いと思いのではないでしょうか。ここでは定番の醤油も含めて、私のおすすめ3選を紹介します。きっと、明日のTKGは"あなたの体調に合うもの"をかけてみたくなるはずです。

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管理栄養士おすすめ"パーソナルTKG3選"

あなたはTKG(卵かけごはん)に何をかけますか? 普段であれば、味や気分、好みなどで選ぶことが多いと思いのではないでしょうか。ここでは定番の醤油も含めて、私のおすすめ3選を紹介します。最後まで読めばきっと、明日のTKGには"あなたの体調に合うもの"をかけてみたくなるはずです。

  1. 定番の"醤油"はプラスαのトッピングで飽きさせない
  2. 抗酸化パワー"オリーブオイル塩"で代謝アップ
  3. 発酵のチカラ"塩麹"で腸活

①定番の"醤油"はプラスαのトッピングで飽きさせない

卵かけご飯
photo by Adobe Stock

プラスαのトッピングで、定番の醤油TKGに飽きさせない工夫をしてみましょう。

かつお節

かつお節の旨味がお手軽めんつゆのようでおいしいです。かつお節の香りにはリラックス効果があるため、ストレス喰いの抑制にも◎

ネギ

完全食と言われる卵が、唯一持っていないビタミンCと食物繊維が補えます。また、ネギは巡りを良くして体を温めてくれます。冷えによる血行不良に◎

②抗酸化パワー"オリーブオイル塩"で代謝アップ

オリーブオイル
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私たちは食べたものをエネルギーに変えるときに酸素を利用しますが、その一部は活性酸素となってしまいます。つまり、エネルギー産生工場は活性酸素にさらされやすい環境にあるのです。工場の生産性を下げないためには、日々の抗酸化が重要になります。

オリーブオイル

油は植物性だけでもたくさんの種類があるため、どれを選べば良いのかわからないという相談をよく受けます。私が使っているのはオリーブオイルと米油です。主にオリーブオイルを使いますが、和食など油の香りが目立って欲しくない料理では米油を使っています。オリーブオイルにはフレッシュなエキストラバージンオイルがおすすめです。高い抗酸化作用が、体内の過剰な活性酸素を取り除いてくれます。

塩はマグネシウム豊富な天然塩を選びましょう。現代人に不足しがちなマグネシウムは、体内で600種類以上の代謝に関わっているミネラルです。玄米や豆、海藻などに多く含まれています。マグネシウムが不足するとエネルギーを上手に作れず、たくさん食べてもエネルギー不足で疲れやすく太りやすい状態になってしまうのです。

③発酵のチカラ"塩麹"で腸活

塩麹
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腸活のために、毎日食べている発酵食品はあなたの腸に合っていますか? 腸内細菌のバランスは人それぞれで、自分に合う菌もそれぞれ異なるのです。一般的には、日本人には日本古来の発酵食品の方が合いやすいともいわれています。

わが家では塩麹や甘酒(甘酒を希釈する前の甘麹)も調味料として使っています。塩麹は米麹と塩を合わせて熟成させたものです。麹菌の酵素が米のデンプンをブドウ糖やオリゴ糖まで、タンパク質をアミノ酸やペプチドまで分解することで甘味と旨味が増します。そのため塩の代わりに使うと、料理に奥行きが出るのです。また生きた酵素は体内の消化も助けてくれるでしょう。

 

普段TKGにかけるものは醤油一択、もしくは味や気分で選ぶことが多い方も、明日の朝からは"体調に合うもの"という選択肢を加えてみませんか。頑張らない食トレで続けられるダイエットを!

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石松佑梨

石松佑梨

サッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートたちの専属管理栄養士として従事。のべ2万人以上に提供してきた「頑張らない食トレ」を武器に、近年は企業の健康経営や地域創生も展開する。幼い頃から「おいしい」への執着心が人一倍強く、おいしく健康に食べるための「ずるい栄養学」で、誰もがおいしく食べて健康になれる社会を目指している。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』(かんき出版)がある。



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