「あぐらが辛い…」実は◯◯の硬さが原因だった!運動前1分であぐらがしやすくなるラク楽ほぐし術

 「あぐらが辛い…」実は◯◯の硬さが原因だった!運動前1分であぐらがしやすくなるラク楽ほぐし術
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榎本愛子
榎本愛子
2022-11-03

あぐらはヨガやピラティスで必ずと言って良いほど出てくるポーズです。「辛いな」と思いながら我慢していませんか?!股関節の硬さだけが原因と思いがちですが、実はお尻の硬さが原因かもしれません。お尻の筋肉と股関節には密接な関係があるため、お尻をほぐすだけであぐらがしやすくなるのです!レッスン前の1分ででその辛さを緩和してみましょう!

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あなたはいくつ当てはまる?お尻の硬さチェック

・長時間座っている
・脚をよく組む
・運動不足
・片足に体重をかけて立つことが多い
・内股が楽に感じる

私たちの日常生活の過ごし方にはお尻を硬くしてしまう原因が多く潜んでいます。一つでも当てはまったあなたは、お尻が硬くなっている可能性があります。
逆に言えば、今回ご紹介するほぐしの効果をより実感できる方とも言えるんです!

股関節とお尻の関係

あぐらは股関節を外側に回し足の裏と裏を合わせるポーズです。外側に回し開くことを外旋と呼びます。この股関節を外旋させるために働く筋肉が深層外旋六筋群。深層外旋六筋が弱くなると、股関節が不安定になり膝が内側にねじれた内股状態になってしまいます。また、筋肉が硬くなることが原因で、股関節の動きを制限してしまうため、あぐらをした時に股関節の開きづらさを感じてしまうのです。

また、「お尻を触ると柔らかいので大丈夫」と思っている方も要注意!この筋肉は深層筋なので、表面の筋肉は柔らかくても奥が硬くなっていることがあるのです。

あぐらが楽になる
イラストAC

お尻をタオルでほぐしてみよう

今回のお尻ほぐしは、仙骨と足の骨を結ぶ梨状筋がメインになります。骨盤の骨や太ももの骨などに当たらずに、奥深くへとアプローチできるためほぐし後の効果が得られやすいのです!ぜひ、ほぐしの前後であぐらが変わったかどうかチェックしてみてくださいね。

ー準備ー
・座位、または仰向けで行います。
・フェイスタオルを用意し、硬く結びます。
・梨状筋を探しましょう。お尻を骨盤方向から床に撫で、少し沈みを感じたら中心へ手をズラします。真ん中の骨(仙骨)に当たった場所にタオルを当て体重をかけましょう。(梨状筋写真参照)

お尻ほぐし
<梨状筋> イラストAC

ーほぐしスタートー
①左にタオルを入れた場合は、左膝を外側へ倒します。タオルがお尻の中に沈むのを感じます。この姿勢で30秒呼吸を続けます。痛みが強い方はすぐ次の動きへ進んでください。

お尻ほぐし
photo by 榎本愛子

②タオルを転がす様にお尻を右回し、左回しとそれぞれ30秒づつ行いましょう。
③反対側も同様に行ってください。

お尻ほぐし
photo by 榎本愛子
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榎本愛子

榎本愛子

ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー



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