バランスポーズ安定のカギは上半身!前かがみ姿勢に気づくための壁練習
「真っすぐに立ちましょう」「姿勢をよく」と言われても、実際に自分が真っすぐ立てているかなんてわからないもの。けれど、姿勢が前かがみだったりすると、ポーズが安定せず、バランスポーズでグラグラしてしまうことも多々。立ち姿勢で片足を前方へ突き出す「足の親指をつかんで伸ばすポーズ(ウッティターハスタパーダングシュターサナ)」を例に、壁を使って姿勢を正す練習をしましょう。上半身が真っすぐだと、バランスが上手くとれますよ。レクチャーしてくれたのは、人気ヨガティーチャーの芥川舞子先生!
壁を目標にして上半身を真っすぐに
脚を伸ばすことだけに注力しがちですが、大切なのは上半身を前傾させず、体幹を意識すること。肩回りや腿裏が硬いとつい前傾しがちなのを、壁に背面をつけることで真っすぐにキープ!
HOW TO
1.壁に後頭部・肩甲骨・お尻・ふくらはぎの4ポイントをつけて立つ。右膝を上げ、両手で抱えて引き寄せる。
2.右手で右足の親指をつかむ。前方に向かって右膝を伸ばし、5呼吸キープ。上半身を引き上げ、壁につけた状態をキープして。逆脚も同様に。
POINT:脚を上げているときも、壁に背面の4ポイントをつける。お腹に力を入れると、安定感がUP!
上半身が前傾するのはNG
腿裏が硬くて脚が伸びにくかったり、肩回りが硬く猫背気味だと、上半身が前傾してしまう。ムリな姿勢は、ケガにもつながるので×。
これはOK
膝を伸ばして脚を上げられない場合は、膝を曲げたまま足の親指を手でつかみ、体に引き寄せる。上半身を引き上げ、壁につけて。
教えてくれたのは...芥川舞子先生
ヨガティーチャー・モデル。メディアに多数出演し、大型ヨガイベントの講師を務めるほか、大手スタジオのシニアティーチャーとしても活躍。少人数セミプライベートクラスのクリスタルクリア・ヨガアカデミーを主宰
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