【しっかり効く】夏の終わりの「ぽっこりお腹」を短期間でスッキリさせる集中トレーニング2つ
普段より食べていないのにも関わらず、お腹がぽっこり…。もしかしたらそれ、夏特有の体の変化によるものかもしれません。今回は、短期間でぽっこりしてしまった夏太りのお腹に効かせるトレーニングをご紹介!
厳しい暑さが続いた今年の夏。「食欲が落ちてしまった」「欠食しがちだった」という方も多いのではないでしょうか。
にも関わらず、体はなんだかサイズアップ気味。普段より食べていないのに…どうして?
実は、夏=痩せやすい季節…ではなく、どちらかというとその反対。
夏は気温が高いため、自ら体温を上げる必要がなく、基礎代謝が低下。エネルギーの消費が減少します。それに加えて、暑さゆえに運動量・活動量も低下、入浴は湯船に浸からずシャワーで済ます、冷房を使用する、冷たい飲食物を摂取するなど、何かと体を冷やしがち。そして、その結果、痩せにくい体を作るという事態に陥ってしまうのです。特にお腹まわりには脂肪がつきがちです。
今、「そういえば、短期間でお腹まわりがポテッとしたような…」と思った方は、まさに夏太りをしてしまっているかもしれませんね。
そこで今回は、夏の間にぽっこりしてしまったお腹を引き締めるトレーニングを2つご紹介。
そろそろ暑さも和らいできたので、ややしっかりめに動いていきましょう!
夏太りをしてしまった「お腹まわり」のトレーニング
①仰向けでおこなうトレーニング
まずは、仰向けでおこなうトレーニングから。
肋骨と骨盤を近づけるように意識して、腹部中央に位置する腹直筋にアプローチします。
1)仰向けになり、ひざを立てる。両手を後頭部の下で組む
→ポイント:足は腰幅程度に開きます。腰が反らないように、リラックスして体を床にあずけましょう。
2)かかとをお尻に近づけて、床から浮かせる
→ポイント:無理のない範囲でかかとを浮かせ、つま先を立てた姿勢をとります。
3)【息を吐きながら】上体を軽く起こし、ヘソを見るようにする~呼吸を5回繰り返す
→ポイント:ここで、肋骨と骨盤の距離を近づけます。息を吐くときは、お腹を薄くして、腹横筋(お腹を横からキュッとへこませる筋肉)を意識しましょう。
②縦・横2種類の足パカトレーニング
続いては、足パカトレーニングです。
縦の足パカで腹部中央~下腹部、クロスの足パカで脇腹にアプローチしていきます。
1)ひざを立てて座る。両手を体のうしろについて、上体を軽く倒す
→ポイント:腰が反りすぎたり、丸まったりしないように、尾骨から頭頂部までをなるべく一直線に保ちます。
2)両足を床から持ち上げて、ひざを伸ばす
→ポイント:ここでも、尾骨から頭頂部までをなるべく真っすぐに。足は、無理なく持ち上げられる高さからでOK。
3)【息を吐きながら】右足を下ろす~【息を吸いながら】持ち上げる
→ポイント:足は、床につかないギリギリの位置まで下ろします。右足・左足と交互に縦の足パカをおこないましょう。まずは1分を目安に、呼吸に合わせておこなってみてください。
4)2の姿勢に戻り、【息を吸いながら】足を左右に大きく開く
→ポイント:股関節を開くので、事前にストレッチをおこなっておくと動きがよりスムーズです。
5)【息を吐きながら】足を中央に戻して、クロスさせる
→ポイント:足のクロスもまた、左右交互におこないましょう。1分を目安に、呼吸に合わせて繰り返してみてください。
夏のぽっこりお腹は、夏のうちに解消!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く