【ちょっとキツイけど効果大】ぽっこりお腹や下半身に!地味だけど効く体幹強化ポーズ
年々衰えていく筋力。「どうしよう」と不安に思ってしまうかもしれませんが、悩む前にまずは簡単な動きでOKなので、体を動かして筋肉を鍛えてみましょう!
体幹はなぜ鍛えるべき?
「体幹」と聞いてどこを想像したでしょうか?「お腹のあたり」と答える方が多いですが、実は胴体全体が「体幹」です。筋肉は鍛えない限り、年齢とともにどんどん筋力が落ちていきます。筋力が落ちることによりちょっとした段差につまづきやすくなる、痩せにくくなる、体重は変わらないのに見た目にメリハリがない…と悩みが増えていくのです。
体幹が弱まると姿勢が悪くなります。2019年にコクヨが発表した調査によると、オフィスワーカーの約8割の方が自分の姿勢の悪さを感じており、そのうち3割の方は「かなり悪い」と自覚しているようです。働き盛りの年齢で姿勢の悪さを感じている人が多い現代。さらに年齢を重ねた時、重い頭や上半身を支えることができず背中が思いきり丸まってしまう可能性があるかもしれません。なので、特に体幹は鍛えておきたい場所です。
「自分は大丈夫」と思っていませんか?
将来の体力に不安はあるけど今はそんな時間はないし不調も感じていない。いずれ筋トレするから大丈夫…と考えている方もいるかと思います。ここで、ぜひ体幹チェックをしてみましょう!
1)タダーサナ(山のポーズ)になり、両手を腰におきます。
2)片足をおへその高さまで上げ、その状態のまま30秒キープ。
足元がふらつくことなく体勢をキープできたなら体幹は強いです。しかし、少しでもふらついてしまった方は要注意!オフィスワーカーの方に限らず、産後ママも姿勢の悪化や筋力の衰えが顕著です。産後で全然運動していないけれど、そろそろ動き始めなくてはという方にもオススメのポーズをご紹介します。
地味なのにきつい「体幹」ワーク
立位のポーズのため体幹を鍛えたりぽっこりお腹を解消してくれるだけでなく、下半身の引き締め・筋力アップにも期待できます。暑さで全然動けず、下半身がむくんでいる方にもおすすめです。
1)四つ這いになり、両手の間に右足をおきます。
2)左のつま先のマットに付け、左脚を真っすぐ伸ばします。膝が曲がってしまうかたは、左のかかとがマットに対して垂直になるくらい引きましょう。
3)息を吸いながら両手を上げ、上半身を起こします。
4)息を吐きながら上半身を斜め前に倒します。この時、お腹が太ももに付かないところでキープします。お腹の力が抜けているとあまり効果がないため、何も感じないきつくない場合はおへそを背中に引き入れる意識をしてみてください。
5)3呼吸ほどキープしたら上半身を戻し、脚を入れ替えて反対側もやってみましょう。
動き自体は激しくないため、「本当に効くの?」と思いがちですが、ちゃんと効きます。動きが少ない分、覚えやすいといったことも魅力の1つではないでしょうか。今は大丈夫だけれど将来はどうなるか分からない。ぜひ健康に毎日を過ごすためにできるところから少しずつトレーニングしてみましょう。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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