【あなたの脚年齢は?】チェックテストでわかる!脚の「筋力・バランス力・可動性」平均年齢値
快適かつ、安定した姿勢でヨガや運動を行うために重要な「脚」。よりよく使える脚を目指すには、まず現状を把握することから。
安定した土台・筋力・可動性を兼ね備えた脚が理想
「ポーズが安定する強くてしなやかな脚とは、必要最低限の力で体を支えて動くことができる脚と言えます」と中島先生。
その基礎となるのが、足裏のアーチ。かかと・親指の付け根・小指の付け根の3点を結ぶラインがカーブを描くアーチ構造の足裏は、長時間体重を支えて効率よく脚を動かすための土台です。
「そのうえで、姿勢を正しく保つ脚力と関節の可動性が大切になります。脚の筋肉や関節の動きは日常動作のクセなどで偏りやすく、それらが低下すると全身がアンバランスになります。その結果、体に余計な力が入り、姿勢が不安定に。チェックテストで自分の弱い部分に気づいたら、そこを鍛えることでバランスを整えることができ、ポーズが安定しやすくなります」
チェックテストはトレーニングにもなるので弱点強化にも活用し、バランスのいい脚を目指して!
脚力年齢をチェックしてみよう!
TEST①
30秒立ち上がりテスト|大腿四頭筋・大臀筋の筋力がわかる
座面高が40cmほどの椅子を用意し、浅めに座る。両脚を腰幅に開き、両手は胸の前で交差させる。その姿勢で反動をつけずに椅子から立つ→座る、動きを30秒間繰り返し、何回できたか回数を測定。
30秒間何回できる?
自分の年代の平均回数以下の場合、脚のメインの筋力が弱く、立位ポーズが苦手に。
TEST②
2ステップテスト|筋力・バランス力・可動性を総合確認できる
スタートラインを決めて両足のつま先を合わせる。そこから、できるかぎり大股で2歩歩き、両足を揃える。スタートのつま先 から着地のつま先までの長さを測る。途中でバランスを崩した場合はやり直し、再度測定を。
長さ(つま先からつま先まで)÷身長は?
自分の年代の平均値に満たない場合、立位の開脚系ポーズをキープするのが大変に。
谷川さん:ブラトップ¥9,790、レギンス¥10,780/ともにseeset(高荘☎03-3862-2301)
教えてくれたのは...中島陽平先生
理学療法士。ヨガ、ピラティスの指導資格を持つ。整形外科・ペインクリニック科でリハビリを提供。ヨガスタジオ「シュミッツの森」で解剖学を指導する。
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