「生理前になると顎に必ずニキビが…」顎の大人ニキビに悩んでいた私が実践して変化を感じた3つのこと
生理前の繰り返す顎ニキビに悩まされ続けた筆者が、その悪循環から脱出できた方法をご紹介します。
繰り返し起こるのはなぜ?
生理前になると大人ニキビができ、治ったと思えばまたできる。なぜか同じところに繰り返しでき、治りも遅いという厄介なものです。
特に「生理前になるとニキビが顎にできる」という方が多いようです。
顎ニキビは、ホルモンバランスの乱れが大きく影響しています。生理前になると、卵胞ホルモンが減り、黄体ホルモンが多くなります。黄体ホルモンは男性ホルモンと似た働きがあるので、皮脂の量が増えて脂っぽくなったり毛穴が詰まりやすくり、ニキビがでできやすくなるのです。
また、顎のニキビは通常のニキビより根が深いこともあり、大きくてしこりのあるニキビに発展するので、治りも悪くなるという悪循環に陥ります。
私もこの悪循環に悩まされていた一人。
様々なことを試した結果、自身にとって効果があったと思う方法をご紹介します。
*あくまでも筆者個人の体験になるため、全ての人に当てはまるとは言い切れません。ですが、もし思い当たることがあるなら試してみても良いかもしれません。
試したことその1:グルテンの量を減らす
グルテンとは小麦粉そのもののことではなく、小麦や大麦など穀物の胚乳から生成される、たんぱく質の一種のグルテニンとグリアジンが水分を吸収して網目状につながったもののこと。
グルテンに敏感な体質だったり、グルテンをスムーズに消化できない体質だと、グルテンを摂取することで体内で炎症反応が起こり、免疫機能が反応して生殖バランスに影響を与え、その結果、顎のあたりにニキビができることがあるのです。
また、グルテンには腸内トラブルの原因となる成分「グリアジン」というものが含まれているため、腸粘膜に炎症を起こし、便への影響を及ぼします。便通を良くするのも顎ニキビの悪循環から脱出するには必要なことです。
その2:便秘にならないようにする
便秘=老廃物が溜まっている状態。便秘が長く続くと腸内で便が腐敗し、悪玉菌が大量に増加し、アンモニアなどの有害物質が発生。それが腸の粘膜から血中に吸収されると血流に乗って体内を巡ります。それが皮膚から排出された結果、肌の皮脂や角質と結びつくことで肌のターンオーバーが滞り、それが顎のニキビを引き起こすことがあります。つまりニキビは腸内環境悪化のSOSサインでもあります。
便秘を解消するには食生活や上述の通りグルテンを減らす生活がとても重要ですが、便の主成分は食物繊維と水分がほとんどなので、まずは水分補給をこまめにすることも大切です。
便秘に悩む多くの人が、水分摂取量が少ないです。便の水分の割合が便の硬さとも関係がありますから、水をたくさん飲むことで腸内で便が硬くなって排出しにくくなるということが防げます。
一気にたくさん飲んでも尿になってしまうので、少しずつ飲む方がおすすめ。量は1日2リットルくらいを目安にしてみましょう!
その3:ビタミンC美容液を使う
顎ニキビにはビタミンCを配合した美容液でケアをするのがおすすめ。
ビタミンCは、過剰な皮脂を抑制して、毛穴を引き締める効能があるためニキビの予防に有効です。さらに、色素沈着を防ぐためニキビができてしまってもそれを跡にさせない効果も期待できます。
ニキビの予防とニキビを肌に残さないという2点の面があるので顎ニキビに悩んでいる人に必要な美容液です。
生理前の顎ニキビ悪循環から脱出しよう!
ホルモンバランスを整える生活に加えて、ニキビに対しては正しいケアや対処法をしてこの悪循環を長引かせずに、一度でも止めることがとても大切。
今回ご紹介した3つのことは、あくまでも私個人が試して変化を実感したことですが、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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