気持ちが落ちている時に大切な「許す」ヨガとは

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気持ちが落ちている時に大切な「許す」ヨガとは

KANA ITO
KANA ITO
2018-04-23

ヨガのレッスンでよく言われる「良い、悪いをジャッジすることを手放しましょう」という言葉。あなたは日常でも実践できていますか?人間は気付かぬうちに自分自身をジャッジし、自分自身を責めていることがとっても多いもの。特に落ち込んでいる時は、ただでさえ落ち込んでいるのに、それに輪をかけるように自分を責めてしまっていることも。今の自分でいることをまずは許してあげて、そしてゆっくりと自分を癒してあげましょう。

「落ち込んでいる自分」を許す

人間誰しも気持ちに動きがあります。それが生きている証であり、命があるからこそ。生きているからこそ、気持ちも「動いている」ということなのです。この「気持ちの動き」、ともすれば「浮き沈み」「良し悪し」という言葉で聞くと、上下関係のように感じてしまう人もいると思います。けれど、それは上下関係ではなく、例えるならば海と同じように「満ちている時もあれば引いている時もある」というそれだけのことなんです。海の在り方に良し悪しはありませんよね。(満潮は悪くて干潮はダメ!なんて誰も思いませんよね)

気分が落ち込んでいる時も、落ちている=悪いこと、という考えをまず捨てて、ただ波が引いているだけ、ととらえる練習をしてみましょう。そして、引いていても満ちていても「海は海(=自分は自分)」と思うと、落ち込んでいる自分を悪いとも思わなくなり、自分を責めたり自分を嫌いになったりすることがなくなるかもしれません。

「落ち込んでいい時間」を許す

海の満ち引きや、月の満ち欠け、そして地球が太陽の周りをまわることと、それゆえに美しい四季があるように、自然の移り変わりには時間がかかり、それゆえに得るものがあります。夏から急に冬になることもないし、満月の次の日に新月が来ることもない。私たちも自然の一部ですから、同じように考えると、落ち込んでいる時から急に元気になることはないのかもしれません。落ち込んでいる時間が続くということを自然の摂理として許してあげて。「早く元気になろう!」と空回りしなくても大丈夫なんです。いつか絶対に落ち込む気持ちがなくなる時が来ます。時間がかかるということを許してあげると、さらに自分を責める気持ちや、焦る気持ちがなくなり、楽になるかもしれません。

「誰かに頼る」を許す

とはいえ、落ち込んでいる時を自分1人で乗り越えるのはつらいこともあります。だからこそ、誰かに頼ることも許してあげましょう。ただ、依存するのではなく、それも自分が成長するきっかけであれば、許しやすくなりますよね。

例えば「誰かがいることで自分が安心した、元気になった」という体験を通して、自分は一人ではない!と信じれる気持ちが芽生えたり、支えてくれる家族や仲間に感謝する気持ちが溢れたりしたらどうでしょうか。落ち込んでいる経験、許す経験、誰かに頼る経験、そこから生じる感情を味わう経験…あなたにとって、とても大切な人生の時間になります。

気分の浮き沈みは、月の満ち欠けと同じ

落ち込んだ時も、そこから得るものや学びがありますよね。だから、落ち込んでいる時も良し悪しはなく、海の満ち引きと一緒。月の満ち欠けと一緒なんです。ジャッジを手放すことを、ヨガを通して体で体感したら、次は落ち込んだ時にも意識してみて。

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