【便秘、冷え、むくみを一気に解消】たった1分で体質改善!お仕事の合間にできる「腸活ヨガ」
夕方頃になるとズボンがキツく感じたり、女性に多くいらっしやいますが手足の冷えが気になっている方は、もしかしたら原因は腸にあるかもしれません。 たった1分でできる!腸内環境を整えて、冷えやむくみをケアする腸活ヨガをご紹介します。
悪玉菌が増えると冷えやむくみの原因に
空腹時にはお腹が鳴りますが、この時腸内では、腸管が大きく収縮し、散らかった腸内をお掃除してくれています。どういうことかというと、殺菌性のある消化液が悪玉菌を処理し、腸内環境を整えているのです。この腸管のぜんどう運動は、自律神経が指令を出しています。
自律神経のうち、ストレス時や活動時に優位となる交感神経が働くと、腸管の働きは抑えられ、休息やリラックス時に優位になる副交感神経が働くと、腸管のぜんどう運動は活発になり腸内環境を整えてくれます。
しかし、長時間のデスクワークや運動不足などストレスを感じやすい環境下では、自律神経のバランスが乱れやすく、腸管の動きを正常にコントロールができなくなることで、悪玉菌が増えてしまうのです。
悪玉菌が増えることで腸内環境が悪くなり、便秘や下痢といった症状を引き起こしやすくなります。便秘や下痢を起こすと腸内の血流やリンパの滞りが起き、結果、体の血行不良に繋がり、手足や顔のむくみや冷えに繋がると考えられるのです。
腸のぜんどう運動を活発にするには副交感神経を優位にする
先ほどお伝えしたように、腸のぜんどう運動を活発にし、便秘や下痢を引き起こす悪玉菌を減らすには、副交感神経を優位にさせることが大切です。長時間のデスクワークなどストレスを感じやすい環境下では、できるだけリラックスの時間を心がけることが大切です。
深い呼吸を心がけたり、1時間に1度は立ち上がって伸びをしたりしてみましょう。この後ご紹介する腸活ヨガは、お仕事の合間などに座ったままでもできるので是非行ってみてくださいね。
悪玉菌を減らし、腸内フローラを整える4大食品
健康な腸を目指すためには、1日に摂取する食品の数を増やすことが大切です。善玉菌が育ちやすく腸の強い味方となる食品をご紹介します。
(1)悪玉菌の増加を抑える発酵食品
ヨーグルト・味噌・納豆など
(2)水分を引き込んで便を柔らかくする水溶性食物繊維
海藻類・もち麦・ブロッコリー
(3)乳酸菌を増やしお腹の調子を整えるオリゴ糖
バナナ・はちみつ・玉ねぎ
(4)潤滑油として便の通りをよくするEPA・DHA
青魚・鮭・アマニ油
これらの食品を意識的に食べることを意識してみましょう。
たった1分!お仕事の合間にできる腸活ヨガ
〈やり方〉
①椅子に座ります
②吸いながら両手を上にあげ伸びます
③吐きながら左へ倒し、吸って戻り、吐きながら右へ倒します
④左手を右膝の上に置き、右手は椅子の上に置きます
⑤吸って腰背中を伸ばし、吐きながらツイストします
⑥ゆっくり呼吸
※反対も同様に
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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