足首が硬くてしゃがみにくい人は下半身太りしやすい? 足首の硬さを改善する簡単ほぐし術
足首が硬くて、しゃがもうとすると踵が床に着かない人は、下半身太りの原因を放置しているかもしれません。今回は、その理由と対策をお伝えします。
足首が硬い=下半身太り?
しゃがむと踵がつかなかったり、日常生活や運動をする場面で足首の硬さを感じることがあったりしたら、足首の硬さを改善することをお勧めします。足首の硬さの原因は様々ですが、インナーマッスルが低下していたり、足裏のアーチがあまりできていなかったりすることでより硬くなりやすいです。足首の硬さは、日常生活でも不便を感じることがありますが、それだけでなく下半身太りの原因となってしまいます。それでは、足首と硬さと下半身太りはどう関係しているのでしょう?
足首は、筋膜を通して股関節と繋がっています。一見遠いようですが、筋膜によって繋がっているため、足首が硬くなると股関節の可動性が低下してしまい、股関節の動きが悪かったり硬さを感じたりしていまうのです。股関節が硬くなると下半身太りへと繋がってしまうため、足首の硬さを放置しないことが大切です。
足首の硬さを改善するためにほぐすべき2つの部位
足首の硬さを改善するために、2つのポイントをほぐしましょう。それは、「前もも」と「脛」です。
筋膜の繋がりから見ていきましょう。前ももの筋肉である大腿四頭筋は股関節と繋がりがあります。
そして、脛の筋肉である前脛骨筋から足首へと繋がっています。これら2つの部位をほぐすことで足首の硬さを改善することに繋がります。
ポイントを絞って効率的に足首ほぐしを行いましょう!
さっそく足首ほぐしを行いましょう。足首ほぐしも様々なアプローチがありますが、忙しい現代人にとっては、ポイントを絞って行うことで無理なく続けやすいでしょう。
脛をほぐす
1. 右膝を曲げて脛骨を辿りながら骨の際を指先で押していきます。体重をかけながらマッサージすると指が疲れにくいです。
2. 右足先が外向きになるように膝を曲げて、脛の外側も脛骨に沿ってマッサージします。左足も同様に行いましょう。
前ももをほぐす
1. 両膝を曲げた状態で右を下にして横向きに寝ます。
2. 左足先を左手で掴み、お尻側に引っ張りましょう。痛みがなく、前ももが伸びていると感じるところまで引いて5呼吸ほどキープしましょう。反対側も同様に行います。
動画を見ながらほぐす
以下の動画を見ながらしっかりほぐしてみましょう。通して行うことで、足首ストレッチだけでなく股関節ストレッチも行うことができます。定期的にほぐして快適な足首の状態へと導きましょう。
AUTHOR
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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