【足首が硬い原因】かかとをつけてしゃがむためにストレッチしたい5つの筋肉


足首の硬さはふくらはぎのストレッチをするだけではなかなか解消しない事があります。足首を硬くさせてしまう原因には他の筋肉の硬さが関係している可能性も。今回はかかとをつけてしゃがむためにストレッチしたい5つの筋肉について紹介します。
「足首の硬さ」原因はふくらはぎ以外にある?
かかとをついたまましゃがむことが難しい場合、よく足首の関節が硬いからだと思いがちです。そして、運動前の準備運動で行うような足首を上下左右に動かしたり回したりなどの動的ストレッチをいくら行っても硬さはほとんど改善しない人も多いです。かかとをついたまましゃがめない原因として、よく言われているのがふくらはぎの硬さです。ふくらはぎの硬さをとる事で足首の可動域がアップすると言われています。しかしストレッチによってふくらはぎの筋肉が柔らかくなったとしても、多少の動きは改善されるものの、足首の可動域は相変わらず硬いままの人もいるのではないでしょうか。

illustration by AC
影響を与える筋肉のつながり
体は様々な筋肉が関係し合ってその動作を成り立たせています。かかとをつけてしゃがむ動作でふくらはぎが硬いのであれば、ふくらはぎの筋肉とつながる腿裏のハムストリングスも硬くなっているかもしれません。また、足首の背屈底屈動作ではふくらはぎが伸びれば脛の筋肉が収縮し、脛が伸びればふくらはぎが収縮しますが、脛の筋肉が硬くなっているとしゃがんだ時に脛の筋肉に詰まりが出て、動作に影響を与えている可能性もあります。また、脛の前が硬いとつながっている腿前の筋肉まで硬くなりやすいです。

illustration by AC
反り腰が足首を硬くする?
腿前や脛を硬くしてしまう原因として反り腰があります。腰が反っている人はつま先重心になりやすく、大腰筋や大腿四頭筋が硬くなりやすいです。動作を行う時に股関節がうまく使えず、そこから脛やふくらはぎにまで影響してしまいます。また、ヒールの高い靴でもつま先重心となるため、日常的に履いている人は注意が必要です。
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