ファスナーがスルリと閉まる!下腹の「あと数センチ!」を引き締める簡単トレーニング
下腹のぽっこりが邪魔をしてパンツのファスナーのあと数センチが閉まらない。そんなお悩みを感じていませんか?下腹を引き締めるためにはただ腹筋のエクササイズをすれば良いわけではありません。呼吸を意識しながら、おへそから下のお腹全体に効かせる必要があります。単純な動きですが確実に効果が出る、そんな下腹引き締めトレを一緒にやっていきましょう!
下腹を引き締めたいなら股関節を動かそう!
下腹部は「腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋」などあらゆるお腹の筋肉が集まっています。なので、この中のどこか一つの筋肉だけを鍛えれば良いわけではありません。
そこで注目したいのが、腸腰筋というお腹と脚を繋ぐ筋肉です。
腸腰筋のエクササイズを行うことで、結果として下腹部全体を満遍なく収縮することができます。
腸腰筋は股関節を屈曲(もも上げの動作)をすることで鍛えることができます。この動きを床で、そして両足で行うことで負荷をかけ、下腹部を引き締めていきます。
エクササイズでは両足をお腹に引き寄せますが、この時、腰を丸めるように折り曲げて脚を引き寄せると腸腰筋には効きません。腰を丸めずに、あくまでも股関節から脚を動かす意識が大切です。正しく股関節を屈曲できると、付け根部分がだるく感じますので、これを目安に行ってください。
エクササイズと同じくらい呼吸が大事
エクササイズと同じくらい大事なのが呼吸です。お腹に空気が入ったままエクササイズをすると、筋肉が表面的にしか収縮しません。結果として、お腹の空気が抜けるだけになってしまいます。
そこでエクササイズの際は、ジップロックの袋から空気を抜くことをイメージし息をはきながら動くことを心がけましょう。お腹を出来る限り薄くすると、下腹の底の方まで刺激を入れることができます。
それではファスナーがスルリと閉まる!下腹引き締めのエクササイズをやっていきましょう。
ファスナーがスルリと閉まる!下腹引き締めトレ
1)肘を床につき、膝を立てて座る
両膝をつけてください。猫背にならないように、腕で床を押して背を高くしましょう。
2)脚をお腹に引き寄せる
息をはきながら行ってください。この時、腰を丸めないように注意してください。
3)つま先で床をタッチ
脚を下ろすときはつま先で床をタッチしましょう。この動作を10~20回繰り返してください。
息をはいてお腹を薄くした状態でエクササイズを繰り返し行いましょう。ぽっこり下腹部が引き締まり、ファスナーがスルリと閉まりますよ!
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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