【消費が増える季節】ホリデーシーズンもエコに貢献しよう!グリーンクリスマスを送る9の方法

 【消費が増える季節】ホリデーシーズンもエコに貢献しよう!グリーンクリスマスを送る9の方法
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持続可能な生活は人によって異なります。けれど個人の二酸化炭素排出量の原因となる消費と完全に縁を切ることは現実的ではないでしょう。少なくとも、快適な生活を送るためには…消費が多くなってくるこの年末年始。どのようなことを意識すれば、よりサステナブルな暮らしになるのか解説します。

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家庭消費が環境汚染の2/3に影響を与えている

Olesia Buyar
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リサイクルしたり、再利用可能なタンブラーやトートバッグを持ち歩いたりする人もいれば、季節ごとに食事をしたり、エネルギー消費を抑えたりすることを優先する人まで、「サステナブルな暮らし」とは人によって異なります。

唯一共通することと言えば、個人の二酸化炭素排出量の原因となる消費と完全に縁を切ることは現実的ではないということではないでしょうか…少なくとも、一般的に快適な生活を送るためには、食料品の購入や家庭の光熱費などを支払う必要がありますよね。

環境汚染の3分の2は家庭での消費に関連しているというデータもあります。

今年はグリーンを意識したクリスマスにしよう

 Erwan Hesry
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とはいえ「では消費をしなければ良いのか」と自暴自棄になる必要はないと筆者は考えています。大切なのは”何にお金をかえるのか”。もう少し噛み砕いて言うと、もっとエコで持続可能なモノへの消費へとシフトしていくことがまずわたしたちができるステップの一つではないでしょうか。

今年のクリスマスはこれまでで最も環境に優しく持続可能なものにしましょう!

今年のCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)を受けてより持続可能な社会を目指してできる限りの努力をすることがいかに重要であるかを認識してる人も少なくないはず。そして、それは多くの人にとって家庭から始まるものです。特にクリスマスは、無駄な消費や大量の買い物をしてしまう可能性が高いので、小さな変化が環境フットプリントの削減につながります。

グリーンクリスマスを送るための9の方法

Thought Catalog
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1. クリスマスツリーはレンタルする

最も環境に優しいクリスマスツリーをお探しですか?本物のクリスマスツリーは、人工的に作られたものよりもずっと環境に優しいのは想像がつくかもしれません。ある研究では人工のモミの木をより環境に優しいものにするためには、20年間使い続けなければならないと結論づけています。けれど、実際には年が明けた頃にはたくさんモミの木がリサイクルされずに捨てられてしまうという残念なことも明らかになっています。

例えば、田舎住まいの方であれば、クリスマスシーズンが終わった後に大きなモミの木を畑に埋めて循環させるという地域が日本にもありますが、それはどこの地域でもできるというものではなく現実的ではありません。

ですので、クリスマスツリーはレンタルがおすすめ。最近は、本物のモミの木をレンタルできるサービスもあります。設置から撤去まで全てを請け負ってくれるのも嬉しいポイント。

2. 環境に優しいクリスマスデコレーションを選択する

毎年、何か別のものを再利用したいと考えているなら、プラスチック製のツリーではなく、木製のツリーを検討してみてはいかがでしょうか。飾るだけでなく、家の中にユニークな雰囲気を醸し出すことができます。ミニチュアの本物の木から木製のものまで、クリスマスシーズンに向けて購入したい、環境にやさしいクリスマスツリーをご紹介します。

3. ライトはLEDライトを選択する

環境にやさしいクリスマスの飾り付けといえば、従来の白熱電球よりもLEDの方がはるかに優れています。なぜなら、LEDは最大80%ものエネルギーを消費しないから。可能であれば、屋外ではソーラーライトに切り替えてることも検討してみてはいかがでしょうか?もちろんタイマーで点灯させることをお忘れなく。

環境保護だけでなく、電気代の節約にもなります。

4. リサイクルペーパーや布でラッピング

エコに関心のある人が多いイギリスでは、昨年は半数以上の人が使用済みのラッピングペーパーを再利用していたそうです。しかし多くのラッピングペーパーには、ホイルやグリッター、プラスチックなどのリサイクルできない要素が含まれていることは懸念したいポイント。

もし頂きもののラッピングペーパーを再利用していなというのであれば、リサイクルラッピングペーパーを選ぶようにしましょう。また、着ることができなくなった洋服などをカ使って、布でプレゼントを包んでみるのもいいかもしれません。

5. パーティーアイテムも再利用可能なモノへシフトする

パーティーは楽しいですが、盛り上げるためのアイテムも再利用可能なアイテムへとシフトしましょう。

例えば、シングルユースのクラッカーを再利用可能へ変えるなど。その他にも、パーティーの時は「楽だから」と言う理由で、紙皿や紙コップ、紙ナプキンなどを利用しがち。できる限りこうしたアイテムも、再利用可能なモノへシフトできると良いですよね。

6. 捨てる前に再利用できるかどうか考えてみる

クリスマスの間、すべてのものを見て、捨てる前に再利用できるかどうか考えてみましょう。例えば、クラッカーの筒を利用して、クリスマス用のクラッカーバンティングなんて作れるかもしれません。小さなお子さんがいるご家庭では、お休み中の過ごし方の一つとしておすすめです。

7. 環境に優しいクリスマスリース

リースは美しいクリスマスデコレーション。プラスチック製のアクセサリーやキラキラしたデコレーションが施されたリースは避けるのがベター。プラスチック製のリースは持続可能性のない素材を使っているだけでなく、屋外に吊るすと鳥や野生動物に悪影響を及ぼす可能性もあり。

購入する場合は、季節の自然の葉や装飾品を使った、本物の新鮮なリースを選びましょう。また毎年使える布地を使って自分で作ることもより良い選択。

8. フードウェイストを削減する

年間を通じて残り物を上手に活用しているご家庭は多いかもしれませんが、クリスマスになると、少しばかり無駄遣いをしがち…それを打破する最もシンプルで的確な一つの方法は、買う量を減らすことです。

とは言え、ゲストがいる場合は難しいでしょう。作りすぎてしまったお食事は、ゲストに持ち帰ってもらったり、ご近所におすそ分けしてみてはいかがでしょうか。どうしても余ってしまった場合は、コンポストしましょう。

9. ドレスも持続可能な選択をする

スパンコールの誘惑に負けず、持続可能な素材を選びましょう(ちなみにスパンコールはPVCから作られており、生分解性の代替品はありません)。エコフレンドリーなデザインを探してみると、クリスマスが終わっても、きっと着たくなるはず!

また、お友達や家族で洋服を交換するなんてのもおしゃれを楽しむ方法の一つ。

クリスマスの本当の意味は…?

Alex Belogub
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全てできるかと言ったら、決して簡単なことではないはずです。もし今回ご紹介した中で、「これならできるかも?!」というアイディアが見つかったのであれば、ぜひ試してみて下さい。

そして、できなかったとしてもわたしたち一人ひとりが考えたいのが、クリスマスの本当の意味。

「クリスマスに本当に大切なものは何か?」と自分に問いかけてみましょう。

プレゼント、過剰な食事、飾り付け、きらびやかな服でしょうか?それとも、大切な人と一緒に過ごし、過ぎ去った1年とこれからの1年を振り返り、今あるものに感謝することでしょうか?

皆さんが素敵なホリデーシーズンを過ごせますように。心から願っています。

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AUTHOR

桑子麻衣子

桑子麻衣子

1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。



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