産後の尿もれが気になる女性に!すきま時間でできるカンタン骨盤底筋トレーニング

 産後の尿もれが気になる女性に!すきま時間でできるカンタン骨盤底筋トレーニング
Nastumi Koga

“骨盤底筋”というワード、聞いたことありますか?ふだんなかなか意識することが少ない筋肉の1つですが、私たちにとってとても重要な筋肉の1つでもあります。今日はすきま時間でちょこちょこ鍛えられる方法をご紹介します。

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骨盤底筋とは、その名の通り骨盤の底にある筋肉のことを指します。骨盤内にある尿道や子宮、直腸などの臓器が正しい位置にいられるように保っている役割、尿道を締めて尿漏れを防ぐ役割を持っています。しかし出産や加齢とともに、だんだんと筋力が落ちていくことで、内臓が下がってしまうことによるぽっこりお腹や尿漏れの原因にも繋がってしまうと言われています。トレーニングをしてもお腹まわりが痩せないかたは、もしかしたら骨盤底筋が原因になっているかもしれません。

骨盤底筋を鍛えるには

骨盤底筋はトレーニングをしても効いているかどうかが分からないという難点があります。効果が実感できないとなかなか継続しにくくなってしまう、ついつい忘れてしまうことも多いかもしれません。継続と言うと難しく聞こえますが、続けやすくすきま時間でできるトレーニング方法であれば、わざわざトレーニングの時間を確保しなくても大丈夫。料理をしているとき、電子レンジでの加熱を待っている間、もしくは信号待ちやTVを見ながらなど日常のちょっとした時間に行うことができてオススメです。

さっそくトレーニングをはじめよう

道具いらず、立ったままで行います。最初はふらつく可能性もあるので、壁につかまりながら行ってみても構いません。

やり方:

1.かかと同士を付けて、つま先は外側に向けて立ちます。

1.かかと同士を付けて、つま先は外側に向けて立ちます。
1.かかと同士を付けて、つま先は外側に向けて立ちます。

2.吸う息でかかとを付けたまま、つま先立ちになりましょう。

2.吸う息でかかとを付けたまま、つま先立ちになりましょう。
2.吸う息でかかとを付けたまま、つま先立ちになりましょう。

3.なるべく背筋を伸ばし、約30秒その状態をキープします。内もも同士を中央に寄せるようなイメージで力を入れてみてください。

骨盤底筋に効いているかどうかは分かりにくいですが、内もも(内転筋)に効いていればOK。

今と未来の自分のために

目に見える筋肉ではないからこそ、鍛えなければという意識が持ちにく筋肉ではありますが、やることによって様々なメリットが得られます。またどれも自分の体にプラスになることばかり。今はなんの症状がなくても未来はどうなるか分かりません。できるうちから鍛えてみるのも良いのではないでしょうか?

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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1.かかと同士を付けて、つま先は外側に向けて立ちます。
2.吸う息でかかとを付けたまま、つま先立ちになりましょう。