【午前中から調子良く!】 仕事を始める前や合間の「切り替え」に、椅子に座ってできるストレッチ
仕事がテレワークへと切り替わったり、自宅で作業をすることが増えたりすると、「よし、やるぞ!」という気持ちのスイッチを入れることが難しい日もあるのでは? または、仕事開始からしばらくすると、シューッとやる気が萎んでいってしまったり……。
朝、これから仕事を始めようというとき。
「今日はいいペースで進めたい」と思っているのに、なかなかスイッチが入らない日もありますよね。特に、この一年余りでリモートワークや在宅での作業が増えたという方にとっては、住空間と仕事空間が同じになるわけですから、いかに“気持ちを切り替えるか”は課題のひとつだと言えるでしょう。
また、自宅というのはさまざまな誘惑も多い場所ですから、集中力を保つことも大事になってきますよね。
そこで今回は、仕事を始める前や合間に「気持ちを切り替える」のに役立つストレッチを3つ紹介していきたいと思います。椅子に座った状態でおこなうストレッチなので、服装やスペースを気にせずに気軽に取り入れてみてください。
椅子に座っておこなう「気持ち切り替え」ストレッチ3つ
作業を軽快に進める
手首や前腕には、思っている以上に疲れが溜まっています。連日のパソコンやスマートフォンの使用、物を持つなど、日常生活において手を使う作業は多く、手首~前腕には負担がかかっているのです。
それゆえストレッチによってほぐしてあげると、何とも言えない心地よさを感じられるだけではなく、ダルさが抜けて作業における軽快さを取り戻す助けにもなるでしょう。
やり方
両手をひざの上に置き、指先を自分の方に向ける~90秒キープ
→無理のない範囲で、ひじは伸ばしておく
集中力を高める
椅子に座った「鷲のポーズ」は、腕と足を体の中心でクロスさせることで意識を内側に向けて、集中力を高める効果に期待できるでしょう。
やり方
右足を上にして、足を組む
両腕を肩の高さに持ち上げて、手のひらを上に向ける
右腕が下にくるように体の前でクロスしたら、ひじを曲げて手のひらを合わせる~90秒キープ
→手のひらを合わせるのが難しい場合は、腕を絡ませればOK
反対側も同様におこないます。
気分・体をリフレッシュさせる
座った姿勢が長く続くと、背中が丸まって呼吸が浅くなったり、内臓が圧迫されて胃腸に負担がかかったりすることがあります。
背筋を伸ばして呼吸に意識を戻し、背骨を緩めるように上体をねじってみてください。気分だけではなく、腹部の不快感もスッキリとするでしょう。
やり方
足を揃えて座ったら上体を右側にねじり、左手は右ひざの外、右手は左わき腹に添える~90秒キープ
→右手は椅子の背もたれにかけてもOK
反対側も同様におこないます。
「午前中のうちに、仕事をサクサクと進めたい!」だけど、「自宅だとスイッチが入らないし、集中力が途切れがち……」そんなときは、ぜひ試してみてください。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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