【1日が変わる!朝ヨガ】もっと快適に、心地よくおこなうための7つのチェックポイント

 【1日が変わる!朝ヨガ】もっと快適に、心地よくおこなうための7つのチェックポイント
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高木沙織
高木沙織
2021-08-20

目覚めはシャキッと、そのあとの行動はキビキビと。そんなふうに一日を過ごすことができたら……、という方にオススメなのが“朝ヨガ”。朝にヨガをおこなうと、頭や体が目覚め、凝り・ダル重さがスッキリしたり、集中力・作業効率が高まったりするといった効果に期待できるでしょう。ですが、その効果を得るためには、いくつかの項目に気を付ける必要があります。

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まだ、頭も体もぼんやりとしている朝の時間帯。

ヨガをおこなうと、少しずつ呼吸が深まっていって、朝の新鮮な酸素が体を満たす清々しさを感じられるでしょう。また、寝姿勢で凝り固まっていた体の緊張がほぐれていく感覚は、なんとも気持ちがいいものです。

このようにして、頭・心と体を活動モードへと切り替える手助けをしてくれる朝ヨガ。なのですが、“なんとなく”おこなうのと、“準備をしてから”おこなうのとでは、その快適さ・心地よさに大きな差が開いてしまうでしょう。

では、朝ヨガをより充実したものにするためには、何をどう備えたらいいのでしょうか。

朝ヨガを快適に、心地よくおこなうためのチェック項目7個

ここからは、朝ヨガの充実度・満足度を高めるためにしておきたいことを挙げていきます。

1:起きたらまずトイレ

起床後はまずトイレに行き、排泄を済ませておきましょう。

尿意や便意を感じていたり、お腹にガスが溜まったりした状態では、不快感があるうえに、途中でトイレに行きたくなって集中力が途切れてしまいます。

ベッドのなかで1~2ポーズ取る程度であればいいのですが、30分~1時間ほどの比較的長い時間のヨガをおこなうのであれば、まずはトイレ!です。

2:歯磨き・うがい

歯磨き、もしくはうがいも済ませておきましょう。

というのも、寝ているあいだは唾液の量が少なくなり、自浄作用が弱まっているため、起床後の口のなかは細菌がいっぱいだからです。

口のなかのネバつきや不快感があっては、朝ヨガの気持ちよさも大幅減です。

3:着替え

着替えはマストではありませんが、もしゆったりとしたデザインのパジャマを着ているのであれば、体に絡まったり、裾を踏んでしまったり、めくれ上がったりして動きの妨げになることもあるので注意が必要です。

また、着替えをすることで、「今からヨガをするんだ」という気持ちの切り替えにもなりますので、朝準備をするのが面倒な方は前日のうちに用意しておくのもいいでしょう。

4:空気の入れ替え

朝の空気というのは、一日のなかでも特に清々しく澄んでいて貴重です。

ヨガでは、呼吸を丁寧に深くおこないますから、部屋のなかの空気を入れ替えたり、換気をしたりするのは◎。新鮮な酸素をたっぷりと、体にも取り入れてあげましょう。

5:テレビや音楽はスイッチオフ

波音や風の音、木々がざわめく音のような自然の音だったり、ヒーリング系の音楽であれば、ヨガの時間をより心地よいものにしてくれますが、テレビの音や賑やかな音楽は集中力を妨げることにもなりかねません。

YouTubeや動画を見ながらヨガをおこなうのもいいのですが、静かな環境で、その日の自分の体がどう動いたら気持ちよく感じるのか、体の声に耳を傾けながら好きなようにポーズを取ったり、ストレッチをしたりするのもいいでしょう。

6:食事はあとで

基本的には、軽い空腹を感じた状態でのヨガが望ましいのですが、もし強い空腹を感じているようであれば、バナナやヨーグルト、ゼリー飲料などを口にしてからおこなってもいいでしょう。

ヨガのあとの食事は、1~2時間後に。温かくて、消化のいいものを食べるとなおよいです。

7:無理におこなわない

寝起きの体は、寝姿勢で筋肉が固まった状態です。ですので、ダイナミックな動きや強度の高いポーズを取るのなら十分なストレッチが必要になります。

筋肉や関節、靭帯を痛めることがないように、まずは緩やかな伸びから。そのあとは、体の様子を見ながらポーズを深めていくことをオススメします。

一日の始まりである朝をどう過ごすかは、その日のコンディションを左右するとても大切なこと。

これから朝ヨガを始めてみようと思っている方は参考に、すでに朝ヨガを取り入れている方はおさらいに役立ててみてくださいね。

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高木沙織

高木沙織

ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。



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